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23日に本戦初日を迎えた女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は、シード選手たちの記者会見が行われ、第6シードのS・エラーニ(イタリア)が登場した。
エラーニは身長164cmと小柄な体型ながらも、今年の全仏オープンではシングルスでM・シャラポワ(ロシア)に敗れるも決勝進出、ダブルスでは優勝を果たしていた。また、先の全米オープンではシングルス ベスト4進出、ダブルスは全仏オープンに続き優勝を成し遂げていた。
そのエラーニがインタビューに答えた。
身長が164cmと日本人に近い身長で大きな選手と戦うことについてエラーニは「大きい選手と試合をする時は、とにかく自分が少しでも有利になるように戦略を練る。自分が主導権を握れるように細かいテクニックで相手にプレッシャーを与えるように心掛けている。」
身長が小さいことが有利になることはあるかと聞かれ「当然、とても簡単なことではないけど、それぞれ相手の弱点を見つけて自分がそれに対してどう向かっていけるかを、試合前でも試合中でも考えている。」と、エラーニ。
女子ではR・ビンチ(イタリア)、男子ではA・セッピ(イタリア)やF・フォニュイーニ(イタリア)など、イタリアテニスのレベルが上がっていることについてエラーニは「フェドカップでのチームワークが非常に良い。多分相性が良かったと思うんだけど、他のプレーヤーからたくさん学ぶ事が出来て、そこでチーム一丸となったのが一つの要因ではないかと思う。」
イタリアが強いのはモチベーション、もしくはフェドカップに力を入れているからかと聞かれ「とてもいい友達であることが大事。お互いモチベーションを上げ合っているような関係が出来ている。チーム一丸となっていることはモチベーションとなり、強くさせている。」と、エラーニ。
テニスを始めたきっかけについては「5歳上の兄がいる。その兄がテニスで楽しんでいる姿を見て始めようと思った。私はテニスを愛しています。」
ダブルスがシングルスにどれだけ役立っているかという質問に対し「ダブルスがシングルスに役立っていると、いつも実感している。確かに体力的にきつい時はあるけど、ダブルスを続けることによってシングルスにいい影響を与えていることを日々感じている。」と、エラーニ。
また、ダブルスに出場し続けていることについては「ダブルスはすごく楽しく、仲の良い友達(ビンチ)とペアを組めているということがある。」
有明のコートについては「有明はとても速いサーフェス。全米オープンのサーフェスに比べて自分にとっては難しいけど、大丈夫だと思う。」
第6シードのS・エラーニは1回戦が免除されており、R・オプランディ(スイス)と予選勝者のJ・ラーソン(スウェーデン)の勝者と2回戦で対戦する。
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