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森田あゆみと東レPPO女王が敗れる◇チャイナ・オープン女子

女子テニスツアーのチャイナ・オープン女子(中国/北京、賞金総額482万8050ドル、ハード)は大会4日目の2日、シングルス2回戦10試合が行われ、予選を勝ち上がった森田あゆみ(日本)が世界ランク10位で第9シードのM・バルトリ(フランス)に挑んだが、4-6, 3-6のストレートで敗れ金星を飾る事は出来なかった。

森田のサービスゲームで始まったこの試合、序盤からお互いブレークを奪い合うも、バルトリが2度目のブレークに成功してゲームカウント4ー2とリード。続くゲームでも3度目のブレークに成功しサービング・フォー・ザ・セットを迎えた。しかしそこで2回目のブレークバックを奪った森田が粘りをみせる。

ゲームカウント3−5、森田のサービスゲームでは15ー40とバルトリがセットポイントを握ったが、森田も踏ん張りを見せてサービスキープ。しかし、このセット2度目のサービング・フォー・ザ・セットをしっかりものにしたバルトリが第1セットをゲームカウント6−4で先取した。

第2セットは両者ラブゲームで自身のサービスゲームをキープして、ゲームカウント1−1の第3ゲームで森田がバルトリにブレークを許してしまう。その後、第6ゲームでブレークバックに成功した森田がゲームカウント3ー3へ追い付いた。

続く第7ゲームではなんどもデュースを繰り返しながらも、最後はダブルフォルトでこのセット2回目のブレークを森田がバルトリへ献上してしまう。

その後、意気消沈した森田はゲームカウント3ー5の第9ゲームでもバルトリにブレークを許すと3ゲームを連続で失い、1時間46分のストレートでゲームセット。8度目の対戦で初勝利とは行かなかった。

バルトリは準々決勝進出をかけてJ・ジョルジュと対戦する。この日ジョルジュは第8シードのS・ストザー(オーストラリア)を7-6 (7-2), 4-6, 7-5で下す金星を飾っての勝ち上がり。

今大会、先週行われた東レPPOで準決勝進出者は1回戦が免除されているため、ストザーはこの日の2回戦が今大会の初戦だった。

この日のストザーは自身の武器であるサーブが不調で、実に14本のダブルフォルトを犯していた。第3セットも先にブレークをジョルジュから奪いリードしたものの、逆転を許す敗戦となった。

「彼女(ストザー)に対しては攻撃的でいなければならないと分かっていた。そうしていればチャンスが訪れるはず。でも、そのチャンスを掴むためにはどんなポイントもファイトしなければならなかった。この大会のここまでのプレーにはとても満足しているので、これを維持して行きたい。」とジョルジュは、自身のプレーに満足していた。

中国人女子のエースで第7シードのN・リー(中国)が先週東京で行われた東レPPOで優勝を飾って勢いに乗るN・ペトロワ(ロシア)を6-1, 6-2で一蹴して、7度目の対戦で初勝利を飾った。

ペトロワは先週の東レPPOで優勝していたため1回戦が免除されており、この日の2回戦が今大会の初戦となっていた。

「リーの地元でいきなり対戦するのはとても厳しいドロー。」と語るペトロワ。「先週の東京ではたくさん試合をしてかなりの時間をコートで過ごしていた。だからちょっとした疲労もあるし、足に怪我も負っていた。そんな状態では今日の試合は本当に難しいものだった。」と万全な体調で臨めていなかった事を明かした。

一方のリーはペトロワから初勝利を飾った事を聞かれ「それがテニスと言うスポーツの魅力の1つ。毎試合新しいチャレンジがそこにある。同じ選手に何度も負けてもそれが終わりではない。次の対戦で何が起こるか分からないもの。この対戦で新しいステップを踏む事が出来てとても嬉しい。」と喜びを素直に表していた。

現在リーは、かつてJ・エナン(ベルギー)を指導していたカルロス・ロドリゲス氏をコーチに付けており、彼について問われると「彼はとても良いコーチを言わなければならないでしょう。テニスをより上手くプレーするにはどうするかを教えてくれるだけではなく、コートでどのように振る舞わなければならないかも教えてくれる。以前は簡単に気持ちが切れてしまったけど、彼の指導を受けてからそれがなくなったの。」と、技術以外の指導も受けていた。

リーはベスト8進出をかけて3回戦で、S・ポン(中国)との地元勢対決に臨む。

その他、第3シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)が地元から主催者推薦で出場のS・チャン(中国)を6-2, 6-3のストレートで退け順当に3回戦進出を決めた。

「大会開催国出身の選手と対戦するのはいつもタフなもの。特にここでは観客がとても地元選手を応援していて興奮もしていたから。コートに向かった時はそれに対して心構えは出来ていた。1つ嬉しかった事は、そんな中でも中国人のファンがいてくれた事。全員が私の敵ではなかった。」とラドワンスカは、会場の雰囲気に圧倒されないように努めていた。

第2セットはチャンにゲームカウント1−3とリードされていたラドワンスカだったが、そこから5ゲーム連取して試合に終止符を打っていた。

「第2セットは何とか逆転出来て、結果ストレート勝利を飾れた事には満足している。だってどんな試合だって簡単な試合はないし、この大会は毎日試合をしなければならないから長時間試合はしたくなかった。彼女(チャン)はとても才能のある選手だし、フットワークも良くてボールを上手に打って来た。熱心に練習すれば必ずトップ選手になると思う。」と、チャンへの印象も加えていた。

ラドワンスカは予選を勝ち上がったL・ドミンゲス=リノ(スペイン)と3回戦で顔を合わせる。この日ドミンゲス=リノは同じく予選上がりで今季ここまで好調のL・ロブソン(英国)を7-5, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。

またこの日行われたダブルス1回戦にはクルム伊達公子(日本)/ A・コルネ(フランス)組が登場したが、第7シードのA・グローネフェルド(ドイツ)/ K・ペシュキ(チェコ共和国)組に3-6, 1-6のストレートで敗れ初戦突破とは行かなかった。

この日行われた試合結果は以下の通り。

V・アザレンカ(ベラルーシ) (1) ○-× S・リシキ(ドイツ), 6-4, 6-2
A・ラドワンスカ (3) ○-× S・チャン, 6-2, 6-3
A・ケルバー(ドイツ) (5) ○-× L・アルアバレナ(スペイン)=ベシノ, 6-2, 6-0
N・リー (7) ○-× N・ペトロワ, 6-1, 6-2
J・ジョルジュ ○-× S・ストザー (8), 7-6 (7-2), 4-6, 7-5
M・バルトリ ○-× 森田あゆみ, 6-4, 6-3
C・ウォズニアキ(デンマーク) (10) ○-× 謝淑薇, 6-7 (5-7), 7-6 (7-3), 6-0
J・ヤンコビッチ(セルビア) ○-× M・ニクルスク(ルーマニア), 6-2, 6-1
L・ドミンゲス=リノ ○-× L・ロブソン, 7-5, 6-3
R・オプランディ(スイス) ○-× C・ジョルジ(イタリア), 7-5, 6-2

今大会の優勝賞金は、シングルスが84万8000ドル、ダブルスが29万800ドル。

(翻訳/弓削忠則)

(2012年10月3日11時17分)

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