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男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、賞金総額48万6750ユーロ、ハード)は18日、シングルス2回戦残り4試合が行われ、日本から唯一出場している添田豪(日本)が第1シードのJW・ツォンガ(フランス)に挑んだが、2-6, 6-7 (6-8)のストレートで敗れ、シードダウンを奪う金星を飾る事は出来なかった。
世界ランク7位のツォンガに対し、同ランク57位の添田は第1セットの第1ゲームでは3度のブレークポイントを握るなど、何度もデュースを繰り返したが、そのゲームだけで12分も要しながらツォンガがキープ。その後ツォンガは自身のサーブでは添田にブレークポイントを与えず、添田から2度のブレークを奪い第1セットを先取した。
第2セットではこの試合初めてのブレークをツォンガから奪った添田だったが、ツォンガも1度ブレークを添田から奪うとタイブレークへ。そのタイブレークも先にミニブレークし5−4とリードした添田だったが、終盤で実力に勝るツォンガがポイントを重ね1時間38分で勝利を飾った。
今季獲得ポイント上位8選手しか出場できないシーズン最終戦へのレースで8位にいるツォンガは、残る3枚の切符を争っており、今大会と来週行われるパリでのマスターズ1000大会の結果次第で出場権獲得が決まる。今大会も好成績を残したいツォンガは、ベスト4進出を懸けて第5シードのF・ロペス(スペイン)を7-6 (7-5), 7-5で下したS・スタコフスキ(ウクライナ)と準々決勝を行う。
この日行われた試合結果は以下の通り。
JW・ツォンガ (1) ○-× 添田豪, 6-2, 7-6 (8-6)
T・ベルディフ(チェコ共和国) (2) ○-× J・ゾップ(エストニア), 6-1, 6-4
S・スタコフスキ ○-× F・ロペス (5), 7-6 (7-5), 7-5
M・バグダティス(キプロス) (7) ○-× A・ファリャ(コロンビア), 6-0, 3-0, 途中棄権
今大会の優勝賞金は8万7870ユーロ。
(翻訳/弓削忠則)
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