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国内テニスツアーのニッケ全日本テニス選手権（東京/有明コロシアム、ハード）は９日、男子シングルス準々決勝が行われ、第１シードの伊藤竜馬（日本）が鈴木貴男（日本）に6-3, 6-1のストレートで勝利、ベスト４進出を決めた。

今大会の２００８年と２０１１年に準優勝を飾り、初優勝を目指す伊藤竜馬は、準決勝でノーシードの片山翔（日本）と対戦する。片山翔は準々決勝で、第４シードの松井俊英（日本）に4-6, 6-3, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。

一方、第２シードの杉田祐一（日本）は志賀正人（日本）に7-5, 6-2のストレートで勝利し、４強入りを果たした。

この試合、杉田は第１セットでゲームカウント３−５と志賀正人にリードを許すも、そこから４ゲーム連取に成功し、このセットを先取する。第２セットは世界ランク１２１位の意地をみせた杉田祐一が志賀正人に２ゲームしか与えずゲームセット。

勝利した杉田祐一は決勝進出をかけて、第３シードの内山靖崇（日本）と対戦する。内山靖崇は第１１シードの田川翔太（日本）に6-4, 6-1で勝利しての勝ち上がり。