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男子テニスツアーのエアセル・チェンナイ・オープン（インド/チェンナイ、賞金総額：３８万５１３０ドル、ハード）は大会１日目となる３１日、第８シードの添田豪（日本）はＥ・ドンスコイ（ロシア）を6-1, 6-2のストレートで圧倒、快勝で今シーズンのスタートを切った。

添田のサーブから始まった第１セット、添田はドンスコイにブレークチャンスすら与えずに２つのブレークを奪い圧倒、第２セットに入ってもその勢いは止まらず、またも２つのブレークを奪いわずか５９分で試合に終止符をうった。

勝利した添田は、２回戦でＰ・アムリトラジ（インド）とＧ・ルファン（フランス）の勝者と戦う。

現在世界ランク６０位の添田豪は、２０１２年を１２０位でスタートしていたが、シーズン開幕戦となるチェンナイ・オープンでＳ・ワウリンカ（スイス）をストレートで破りベスト４進出を果たし大きな弾みをつけた。その後、ロンドン・オリンピックに出場するため５６位以内を目指していた添田は、着々とランキングをあげ、２０１２年７月２３日付けの世界ランキングで自己最高の４７位を記録した。

一方で第６シードのＲ・ハース（オランダ）も１回戦を行い、Ｙ・バンブリを7-5, 6-3のストレートで破り初戦を突破している。ハースは２回戦でＪ・ソウサ（ポルトガル）を6-3, 6-2のストレートで破ったＡ・ベデネ（スロベニア）と戦う。両者はツアー初対戦となる。


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