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【速報】錦織圭、初戦は1セット奪われる苦戦◇全豪オープン

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会1日目の14日、男子シングルス1回戦が行われ、第16シードの錦織圭(日本)V・ハネスク(ルーマニア)に6-7 (5-7), 6-3, 6-1, 6-3の逆転で勝利、2回戦進出を決めた。

第1セット、両者サービスキープを続け、タイブレークへ突入。タイブレークではフォアハンドのパッシングショットや華麗なネットプレーで3−0とリードするも、その後フォアハンドの凡ミスを重ねるなどで、このセットをハネスクに奪われてしまう。

第2セットに入ると、息を吹き返した錦織が第2ゲームでこの日初めてのブレークをハネスクから奪い、さらに第4ゲームもブレークに成功、ゲームカウント5−0とリードする。しかし、第7ゲームでハネスクに鋭いバックハンドを決められるなどで、錦織はブレークバックを許す。

その後、第9ゲームで錦織はハネスクにブレークチャンスを与えるもこれをしのぎ、最後はハネスクのフォアハンドがアウトし、第2セットは錦織が奪う。

第3セット、試合の流れを掴んだ錦織が第1・第3ゲームでブレークに成功、ゲームカウント4−0とする。その後は互いにサービスキープを続け、このセットも錦織が奪い、セットカウント2−1とリードする。

第4セット、錦織は第3ゲームで15−40とハネスクにブレークチャンスを与え、このゲームをブレークされしまい、ゲームカウント1−2とリードを許す。しかし、続く第4ゲームで錦織はすぐさまブレークバックに成功する。

その後の第7ゲームで錦織は30−40とまたもブレークポイントをハネスクに握られるも、激しいラリー戦を制しデュースに戻すと、このゲームをサービスキープし、ゲームカウント4−3とする。

続く第8ゲームで錦織は、このセット2度目のブレークに成功、その後の第9ゲームをサービスキープし、初戦突破を果たした。

錦織は昨年の今大会でS・ロバート(フランス)M・エブデン(オーストラリア)J・ベネトー(フランス)JW・ツォンガ(フランス)に勝利し、ベスト8進出を果たしていた。準々決勝ではA・マレー(英国)に敗れた。

今年に入り錦織は、ブリスベン国際男子に出場し4強入りを果たすも、準決勝のA・マレー戦で左膝の負傷により途中棄権を申し入れていた。その後、エキシビション大会であるクーヨン・クラシックに出場、元世界ランク12位のP・H・マチュー(フランス)に勝利し、膝の不安を感じさせないプレーを披露した。

錦織は2回戦で、M・オートム(ベルギー)C・ベルロク(アルゼンチン)の勝者と対戦する。


【全豪オープン男子 スコア速報】

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(2013年1月14日11時54分)

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