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ノーシードが世界7位エラーニ下し優勝◇GDFスエズ・オープン

女子テニスツアーのGDFスエズ・オープン(フランス/パリ、賞金総額69万ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、ノーシードから勝ち上がったM・バーテル(ドイツ)が第1シードのS・エラーニ(イタリア)を7-5, 7-6 (7-4)で退け、プレミアレベルの大会で初優勝を飾った。バーテルは同時に優勝賞金9万4,355ユーロを獲得した。

決勝は強力なストロークを武器とする若手期待のバーテルと、技巧派で粘り強いエラーニとの戦いとなった。ランキングでは上のエラーニだが、決勝戦ではバーテルの攻撃的なテニスにおされ、第1セットはリードを許すもゲームカウント5−5に追いつく。しかし、そこからエラーニは2ゲームを連取され、このセットをゲームカウント5−7で落としてしまう。

第2セット、エラーニはゲームカウント2−5と追い詰められるも、第1セット同様ゲームカウント5−5とする。だが、バーテルの勢いを止めることが出来ず、タイブレークの末にこのセットを落とし、ゲームセットとなった。

最後、マッチポイントでフォアハンドのウィナーを決めたバーテルは、試合を通じて53本のウィナーを決めていた。また、凡ミスは50を数えた。

試合後、バーテルは「第1セットを奪い、第2セットも5−2とリードしていたけど、彼女(エラーニ)は最後まで粘って1ポイントもタダではくれない選手だとわかっていたわ。決勝では、少し緊張していた。このような大きな大会での決勝戦は初めてだったし、彼女は私のテニスをなかなかさせてくれなかった。でも、積極的なプレーを心掛け、チャンスでは攻めたわ。また自分自身に向かって勝つチャンスがあると言い聞かせ続けたの。」と、話した。

世界ランク45位の選手がプレミアレベルの大会に優勝するのは珍しいことだが、それに1番驚いているのはバーテル自身のようだ。「優勝出来るなんて思っていなかった。1試合1試合をこなして、1回戦、2回戦と勝てたらと思っていた。準決勝に勝った時、決勝戦はタフなものになることはわかっていた。彼女(エラーニ)は昨年大躍進しており、今大会でもいいプレーをしていたから。彼女の粘り強さは本当にすごい。」と、エラーニについても語ったバーテル。

バーテルは今大会絶好調で、2回戦では第5シードのR・ビンチ(イタリア)を、準々決勝では第3シードのM・バルトリ(フランス)、そして決勝では世界7位のエラーニを下しての見事な優勝だった。

今回の優勝でバーテルはWTAツアー2勝目を決めた。ツアー初優勝は昨年のホーバートの大会でのこと。またバーテルは今大会で世界10位のバルトリ、世界7位のエラーニを倒したが、トップ選手を下したのは今回がそれぞれ2度目、3度目のことで、初回は昨年の地元ドイツの大会でバルトリを下した時だった。

今回敗れたエラーニはこれでツアー決勝戦での戦績を6勝5敗とした。エラーニもプレミアレベルの大会での決勝進出は初めてのことだったが、エラーニは昨年の全仏オープンでも決勝に進んでおり、経験面ではバーテルを上回っていた。

決勝についてエラーニは「彼女(バーテル)はサーブが好調だった。ベースラインからのプレーもよかったし、動きにもキレがあった。今日の彼女にはかなわなかったわ。私はスローペースのプレーが好きだけど、今日は特に自分のサービスゲームでそれができなかった。ベストを尽くしたけど、今日の彼女には参ったわ。」と脱帽の様子だった。

しかしエラーニはビンチと組んでダブルスでも決勝に進んでおり、こちらでは第2シードのA・フラヴァコバ(チェコ共和国)/ L・フーバー(アメリカ)組を6-1, 6-1で一蹴し、シングルス決勝での悔しさを晴らした。これでエラーニ/ ビンチ組は全豪オープンに加えて今季2勝目を決めた。同ペアのツアー優勝数は15にも及び、息の合ったよいコンビを続けている。


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(2013年2月4日11時42分)

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