女子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、賞金総額２００万ドル、ハード）は２１日、シングルス準々決勝全４試合が行われ、元世界ランク１位で第８シードのＣ・ウォズニアキ（デンマーク）が主催者推薦のＭ・バルトリ（フランス）を4-6, 6-1, 6-4の逆転で下し、準決勝進出を決めた。
ウォズニアキは第１セットを先取されるも、試合を通して１４本ものダブルフォルトを犯したバルトリのサービスゲームを８度ブレークし、２時間３２分で逆転に成功した。
ウォズニアキは「第１セットはリードしながらも落としてしまい、落胆してしまったの。でも第２セットでは、彼女（バルトリ）はもう全てを出し切っていたから、あまり他の事はしてこないだろうって感じていた。」と、コメント。
加えて「第３セットは０−２とリードを許してしまって、０−３になりかけていたけど、必死で戦い続けた。その後は、どのゲームも接戦だったけど、こうして最後に勝つ事が出来て、嬉しく思っている。」とウォズニアキは、逆転勝利に気を良くしていた。
バルトリのプレーについては「普通、ファーストサーブとセカンドサーブには差があるけど、彼女はファーストサーブを２度打ってくるの。セカンドサーブでも常に１５０キロから１６０キロのサーブを打つわ。リターンでは、コートの中に入ってプレッシャーをかけてくるし、早いリターンにも対応する事が必要だった。」と、簡単な試合ではなかった事を明かしていた。
この日行われた試合結果は以下の通り。
●Ａ・ラドワンスカ（ポーランド）(3) vs. ○Ｐ・クヴィトバ（チェコ共和国）(6), 2-6, 4-6
○Ｓ・エラーニ（イタリア）(5) vs. ●Ｎ・ペトロワ（ロシア）, 6-4, 0-6, 6-3
●Ｓ・ストザー（オーストラリア）(7) vs. ○Ｒ・ビンチ（イタリア）, 2-6, 4-6
○Ｃ・ウォズニアキ(8) vs. ●Ｍ・バルトリ, 4-6, 6-1, 6-4
今大会の優勝賞金は４４万２１９８ドル。
《ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権◇大会５日目スケジュール》
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(翻訳・記事/弓削忠則)
（2013年2月22日11時42分）
