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2年連続16強の錦織圭、フェレール下せば見えてくる4強◇ソニー・オープン男子

男子テニスツアーのマスターズ大会であるソニー・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は、シングルス3回戦が行われ、第13シードの錦織圭(日本)X・マリス(ベルギー)を6-2, 7-5のストレートで下し、昨年に続き16強入りすると同時に、4回戦で第3シードのD・フェレール(スペイン)とベスト8進出をかけて対戦する事が決まった。

もし錦織がフェレールに勝利しベスト8へ駒を進めた場合、同じブロックにシード選手がいないため、錦織のベスト4進出の可能性が高い事になる。

錦織とフェレールの過去の対戦成績は2勝2敗としており、2008年の全米オープンと昨年のロンドンオリンピックでは錦織が、2011年の楽天ジャパン・オープンと今年の全豪オープンではフェレールが勝利した。

直近の対戦である今年の全豪オープンでは、錦織が試合開始からアグレッシブなテニスを展開するも、フェレールの鉄壁の守備に根負けし、ストレートで敗れた。

今大会、シード勢は1回戦が免除されているため2回戦から登場した錦織。2回戦でV・ハネスク(ルーマニア)、3回戦でマリスを下し、錦織は2年連続の4回戦進出を決めた。昨年の今大会で錦織は、4回戦でR・ナダル(スペイン)に敗れていた。

錦織は3回戦で、ファーストサーブが入った時に77パーセントの確率でポイントを獲得、さらに10度のブレークチャンスから4度のブレークに成功し、1時間24分でマリスを下した。

今年に入り錦織は、アメリカ国際インドアテニス選手権でツアー3勝目をあげるも、その後に行われたデルレイビーチ国際テニス選手権1回戦で左脇腹の痛みを理由に途中棄権を申し入れた。

一方、フェレールは3回戦で、第32シードのF・フォニュイーニ(イタリア)を6-1, 7-5のストレートで下し、16強入りを決めた。フェレールは、今大会の2005・2006年にベスト4進出の経験がある。

今年フェレールは、ハイネケン・オープンで3連覇を達成、クラロ杯では2連覇を果たしたが、BNPパリバ・オープン男子では第4シードで出場するも2回戦でK・アンダーソン(南アフリカ)に敗れる波乱に見舞われた。

《ソニー・オープン男女シングルス対戦表》


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■関連動画■

《錦織圭のツアー3勝目を完全網羅◇ATPマガジン Vol.160》

(2013年3月25日2時37分)

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