テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー）は３日、錦織圭（日本）とＲ・ナダル（スペイン）の男子シングルス４回戦が行われる一方で、男女ジュニア部門のシングルス、ダブルスが行われた。
男子ジュニアのシングルスでは、１７歳の西岡良仁（日本）が１回戦で第１０シードのＣ・ゲーンズ（ベルギー）を6-2, 6-1の快勝で下すシードダウンを演じ、同じ１７歳の大西賢が１回戦でA・ミュラー（フランス）を6-3, 7-5のストレートで下し、揃って初戦突破を果たした。
西岡良仁は、昨年２０１２年全米オープンジュニアにおいて、内田海智（日本）とともにベスト４入りを果たしていた。ふたりはそれぞれ準決勝で敗退し、決勝での対決とはならなかった。
１６歳の中川直樹は、この日シングルス２回戦を行ったが、第２シードのＮ・ミロジェヴィッツ（セルビア）に4-6, 4-6のストレートで敗退することとなった。中川は前日にＬ・バンブリッジ（英国）を6-3, 4-6, 6-4の接戦を制して初戦を突破していた。
また、ダブルスでは大西賢/ 斉藤貴史組が第４シードのＭ・アム（フランス）/ ＪＷ・タルー（フランス）に3-6, 7-6(7-4), [10-7]の大接戦を制して見事な勝利をおさめた。斉藤貴史はシングルス１回戦でＣ・ヘメリー（フランス）に3-6, 2-6で初戦敗退となっている。
女子ジュニアでは、１７歳の奥野彩加（日本）が単複２試合を行い、シングルスではＡ・シリカ（ロシア）を6-1, 6-3の快勝で下し初戦突破を果たすも、ひとつ年上１８歳のJ・ローブ（アメリカ）とのペアで臨んだダブルスでは、第１シードのＢ・ベンチック（スイス）/ Ａ・ロットナー（ドイツ）に7-5, 6-4と健闘するも初戦敗退となった。
前日の女子ジュニアシングルスでは、山本ひかりが１回戦を行ったがＥ・キャシノ（フランス）に1-6, 2-6の完敗で初戦敗退を喫している。
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（2013年6月4日15時37分）
