テニスのグランドスラムであるウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝）は男子シングルス１回戦が行われ、第６シードのＪＷ・ツォンガ（フランス）が２２歳のＤ・ゴファン（ベルギー）を7-6 (7-4), 6-4, 6-3のストレートで下し、順当に初戦突破を果たした。世界ンランク７位のツォンガは、２０１１・２０１２年のウィンブルドンでベスト４進出を果たしている。
今年の全仏オープンでツォンガは初の準決勝進出を果たすもＤ・フェレール（スペイン）にストレートで敗れ、１９８３年に優勝したＹ・ノア（フランス）以来となる地元選手による優勝を逃していた。
ツォンガはグランドスラムを通して、２００８年の全豪オープン決勝進出が自己最高の成績としており、その時はＮ・ジョコビッチ（セルビア）に敗れ準優勝に終わった。
勝利したツォンガは２回戦で、Ｅ・ロジェ=ヴァセラン（フランス）とＥ・ガルビス（ラトビア）の勝者と対戦する。
一方、敗れたゴファンは昨年の全仏オープンで予選敗退するもラッキールーザーで本戦出場を果たし、４回戦ではＲ・フェデラー（スイス）から第１セットを先取する活躍をみせた。同年のウィンブルドンではＢ・トミック（オーストラリア）らに勝利し、Ｍ・フィッシュ（アメリカ）との３回戦へ駒を進めていた。
今年の全仏オープンでゴファンは、１回戦でＮ・ジョコビッチにストレートで敗れるも、激しいラリー戦を展開するなどで、観客を大いに盛り上げた。
《ウィンブルドン 男女対戦表》
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《フランスの期待を背負うツォンガを特集！ATP男子ツアーマガジン Vol.168》
（2013年6月25日1時00分）
