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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)大会6日目の29日、第12シードの錦織圭(日本)がシングルス3回戦に登場する。錦織はウィンブルドンで自身初のベスト16進出をかけて、第23シードのA・セッピ(イタリア)と対戦する。錦織とセッピは、2011年のスイス・インドアで対戦しており、その時は錦織がのストレートで勝利している。
対戦するセッピについて、錦織は「彼(セッピ)は芝でいい成績を残している。彼の良さはストロークがとても良くて、フォアもバックも弱点がない。」と、警戒。
シード勢が順当に勝ち進んだ場合、錦織は4回戦で第8シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、準々決勝で第4シードのD・フェレール(スペイン)と対戦する可能性がある。デル=ポトロはG・ゼミヤ(スロベニア)、フェレールは第26シードのA・ドルゴポロフ(ウクライナ)と、それぞれ3回戦で対戦する。
今年のウィンブルドンで世界ランク11位の錦織は、1995年にベスト8進出を果たした松岡修造(日本)以来18年ぶりの日本人男子8強入りを狙う。
錦織とセッピの3回戦は14番コートの第1試合で行われ、日本時間6月29日(土)の19時30分から試合が開始される予定。
また、ウィンブルドンでは1996年以来17年ぶりの2回戦突破と同時に、1968年のオープン化以降最年長となる3回戦進出を決めた42歳のクルム伊達公子(日本)は、1番コートの第4試合で第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。
クルム伊達は、女王セリーナとの対戦について「わずかなチャンスに100パーセントの力を注ぎたい。今の時代に自分のテニスがどこまで通用するのか、そして自分自身も楽しめる3回戦にしたいです。」と、意気込みを語っている。
【錦織圭 ウィンブルドン戦歴】
<2012年>
・1回戦 勝利 M・ククシュキン(カザフスタン) 7-5, 6-3, 6-4
・2回戦 勝利 F・セラ(フランス) 6-3, 7-5, 6-2
・3回戦 敗退 J・M・デル=ポトロ 3-6, 6-7 (3-7), 1-6
<2011年>
・1回戦 敗退 L・ヒューイット(オーストラリア) 1-6, 6-7 (4-7), 7-6 (9-7), 3-6
<2010年>
・1回戦 敗退 R・ナダル(スペイン) 2-6, 4-6, 4-6
<2008年>
・1回戦 敗退 M・ジケル(フランス) 6-4, 5-7, 途中棄権
《ウィンブルドン 男女対戦表》
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