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3試合こなし掴んだ栄冠、マウーが今季2度目のタイトル<ホール・オブ・フェーム・テニス選手権>

男子テニスツアーのホール・オブ・フェーム・テニス選手権(アメリカ/ニューポート、芝)は14日にシングルス決勝を行い、ノーシードながら勝ち上がってきたN・マウー(フランス)が第4シードのL・ヒューイット(オーストラリア)に5-7, 7-5, 6-3のフルセットで勝利し、今季2度目のタイトルを獲得した。

全仏オープンのダブルス決勝でブライアン兄弟に敗れ、優勝を逃し、試合後のスピーチで引退を考えていたと告白したマウー。

そのマウーは試合を通してファーストサーブが入ったときに84パーセントの確率でポイントを獲得、試合を通じて13あったブレークポイントのうち、5度のブレークに成功し2時間19分の熱戦を制した。

対するヒューイットはファーストセットを先取するも、試合を通してファーストサーブの確率が44パーセントとサーブに苦しみ、5度のブレークを許し、今季初タイトルとはならなかった。

また雨天のため延期となったシングルス準決勝が同日に行われ、マウーはノーシードから勝ち上がりのM・ラッセル(アメリカ)に6-2, 6-2で勝利し、決勝進出を果たしていた。

マウーは先月行われたウィンブルドンの前哨戦であるトップシェルフオープン男子で予選から勝ち上がり、当時世界ランク10位のS・ワウリンカ(スイス)に6-3, 6-4で勝利し、ツアー初優勝を飾っていた。

続くウィンブルドンでは2回戦でT・ロブレド(スペイン)に6-7(3-7), 1-6, 6-7(5-7)で敗れるものの芝のコートで好調を示していた。

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この日行われた試合は以下の通り。

●L・ヒューイット(4) vs. ○N・マウー, 7-5, 5-7, 3-6
J・アイズナー(アメリカ)(2) vs. ○L・ヒューイット(4), 7-5, 2-6, 4-6
●M・ラッセル vs. ○N・マウー, 2-6, 2-6
T・スミチェク(アメリカ)/R・ウィリアムズ(アメリカ) vs. ●I・カルロビッチ(クロアチア)/D・シャラン, 7-6, 6-7, 10-8
○N・マウー(2)/E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)(2) vs. ●M・デモライナー(4)/A・サー(ブラジル)(4), 6-4, 7-6

(2013年7月15日12時18分)

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