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元女王ヒンギスが殿堂入りに感激「テニスという競技に感謝」

チェコスロバキアに生まれ、スイスで育った元世界女王のM・ヒンギス(スイス)。そのヒンギスが先週の土曜日、テニスの殿堂入りを決めた。セレモニーはロードアイランド州ニューポートで行われた。

ヒンギスは1時間半に及んだセレモニーの前に記者会見を行ったが、その際に次のように話している。「私に最も影響を与えたのは母でした。母もプロの選手でしたから。2歳から母と練習を始めました。他にはM・ナブラチロワ(アメリカ)ね。母がナブラチロワと同じ名前を私につけました。その時点で運命は決まっていたようなもの。2歳でテニスを始めた時、彼女と同じ運命を辿るようにプログラムされていたんです。」

セレモニーは途中で雨による25分の中断に見舞われたが、中断後、ヒンギスは「テニスという競技に感謝します。テニスのおかげで世界が開けました。今は何て言ったらいいのか分からない状態です。この感情を説明できる言葉が見つかりません。」と感極まって話した。

32歳のヒンギスは殿堂では4番目に若い元選手となった。前にいる3人とはT・オースティン(アメリカ)(30歳)、B・ボルグ(スウェーデン)(31歳)、そしてH・マンドリコバ(オーストラリア)(32歳)である。

ヒンギスは14歳になる2週間前からプロの舞台に立ち、1997年、16歳の時に全豪オープン、ウィンブルドン、そして全米オープンで優勝を飾った。また1998年、1999年の全豪でも優勝しており、四大大会のシングルスでは合計5勝している。またダブルスでも強さを発揮、女子ダブルスでは9勝、ミックスダブルスでは1勝を果たした。一方、WTAツアーのシングルスでは43勝を挙げ、ダブルスでは37勝、世界女王の座は209週間維持した。

ヒンギスは22歳で一度引退したが、4年後にツアーに復帰、トップ10前後で安定した戦績を残していたが、2007年に足の故障で2度目の引退を決めた。この際、ヒンギスはウィンブルドンの検査でコカイン陽性反応が出ており、2年間の出場停止処分を受けていた。ヒンギスは使用を否定したが、控訴はしなかった。

国際テニス殿堂のトップであるS・スミス(アメリカ)はヒンギスについて「最も完成した選手の1人」と称した。「(パワフルな選手に対して)14歳の時にすでにどう戦ったらいいのか考えることができていた。」

またスミスは「シングルスでもダブルスでも世界ランキング1位を達成し、また四大大会でも5勝を記録したマルチナ・ヒンギスという選手は、間違いなく世界のテニスのエリート選手の1人であり、彼女に伝説のテニス選手の仲間入りしてもらえることを大変うれしく思います。」とも話し、ヒンギスに惜しみない賛辞を贈っていた。

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(2013年7月15日13時22分)

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