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絶体絶命乗り越えたクエリー、最後はサービスエース<シティ・オープン男子>

男子テニスツアーのシティ・オープン男子(アメリカ/ワシントンDC、賞金総額154万6590ドル、ハード)は30日、シングルス2回戦が行われ、第6シードのS・クエリー(アメリカ)D・イストミン(ウズベキスタン)を4-6, 6-3, 7-6 (11-9)と、4本のマッチポイントをしのいで勝利を飾り、詰め掛けたファンを大いに沸かせた。

第1・第2セットを分け合った両者は、勝敗を決める第3セットで1度もブレークを許さず接戦へ。そして、ゲームカウント4−5、クエリーのサービスゲームではマッチポイント2本を切り抜けタイブレークへと持ち込んだ。

その後も両者譲らず接戦となり、タイブレークでもイストミンに握られた2本のマッチポイントをしのいだクエリーは、最後はこの試合で18本目のサービスエースを決めて試合に終止符を打った。クエリーは、1時間52分の逆転で3回戦進出を決めた。

昨年のシティ・オープン男子でベスト4へ進出しているクエリーは、第11シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と3回戦で顔を合わせる。この日ディミトロフは、X・マリス(ベルギー)を7-6 (7-4), 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。

この日行なわれた試合結果は以下の通り。

【2回戦】
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)(9) vs. ○S・デウバーマン(インド), 3-6, 6-7 (4-7)
B・トミック(オーストラリア)(14) vs. ●D・ゴファン(ベルギー), 6-1, 6-3
○S・クエリー(6) vs. ●D・イストミン, 4-6, 6-3, 7-6 (11-9)
○G・ディミトロフ(11) vs. ●X・マリス, 7-6 (7-4), 6-4
M・ラオニチ(カナダ)(4) vs. ●S・グロス(オーストラリア), 7-5, 6-4
N・ダビデンコ(ロシア)(15) vs. ○M・マトセビッチ(オーストラリア), 4-6, 5-7
M・バグダティス(キプロス)(16) vs. ●L・ラコ(スロバキア), 6-7 (2-7), 6-2, 6-4

【1回戦】
A・ボゴモロフJR(ロシア) vs. ○Al・クズネツォフ(アメリカ), 6-3, 4-6, 3-6
I・セイスリン(オランダ) vs. ○J・ソック(アメリカ), 4-6, 2-6
D・ツルスノフ(ロシア) vs. ●J・レヴィン(アメリカ), 7-6 (7-5), 7-5
L・ヒューイット(オーストラリア) vs. ○R・ハリソン(アメリカ), 3-6, 5-7
杉田祐一(日本) vs. ○J・ダックワース(オーストラリア), 2-6, 2-6
G・ゼミヤ(スロベニア) vs. ○T・スミチェク(アメリカ), 1-6, 7-6 (10-8), 1-6


《シティ・オープン男子 対戦表》

《錦織特集「Project10」》


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(翻訳・記事/弓削忠則)

(2013年7月31日15時06分)

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