男子テニスツアーのシティ・オープン男子（アメリカ/ワシントンDC、ハード）は３０日、シングルス１回戦が行われ、ディフェンディングチャンピオンで第９シードのＡ・ドルゴポロフ（ウクライナ）は予選から勝ち上がったＳ・デウバーマン（インド）に3-6, 6-7 (4-7)のストレートで敗れる波乱が起きた。
この日、自身のサービスが安定しなかった世界ランク２５位のドルゴポロフは８本のダブルフォルトを犯してしまい、同１２９位のデウバーマンに３度のブレークを許し、１時間２１分で初戦敗退となった。今大会は上位１６シード選手は１回戦を免除されているため、ドルゴポロフは２回戦からの登場だった。
２４歳のドルゴポロフは、これまでツアー大会で２度タイトルを獲得しており、自己最高ランクは２０１２年１月に記録した１３位である。
一方、シードダウンを演出した２８歳のデウバーマンは、これまでツアーで優勝を飾った事はなく、自己最高ランクは２０１１年７月の６２位。
３回戦でデウバーマンは、第８シードのＪ・アイズナー（アメリカ）とＡｌ・クズネツォフ（アメリカ）の勝者とベスト８進出をかけて対戦する。
この日行なわれた試合結果は以下の通り。
【２回戦】
●Ａ・ドルゴポロフ(9) vs. ○Ｓ・デウバーマン, 3-6, 6-7 (4-7)
○Ｂ・トミック（オーストラリア）(14) vs. ●Ｄ・ゴファン（ベルギー）, 6-1, 6-3
○Ｓ・クエリー（アメリカ）(6) vs. ●Ｄ・イストミン（ウズベキスタン）, 4-6, 6-3, 7-6 (11-9)
○Ｇ・ディミトロフ（ブルガリア）(11) vs. ●Ｘ・マリス（ベルギー）, 7-6 (7-4), 6-4
○Ｍ・ラオニチ（カナダ）(4) vs. ●Ｓ・グロス（オーストラリア）, 7-5, 6-4
●Ｎ・ダビデンコ（ロシア）(15) vs. ○Ｍ・マトセビッチ（オーストラリア）, 4-6, 5-7
○Ｍ・バグダティス（キプロス）(16) vs. ●Ｌ・ラコ（スロバキア）, 6-7 (2-7), 6-2, 6-4
【１回戦】
●Ａ・ボゴモロフJR（ロシア） vs. ○Ａｌ・クズネツォフ, 6-3, 4-6, 3-6
●Ｉ・セイスリン（オランダ） vs. ○Ｊ・ソック（アメリカ）, 4-6, 2-6
○Ｄ・ツルスノフ（ロシア） vs. ●Ｊ・レヴィン（アメリカ）, 7-6 (7-5), 7-5
●Ｌ・ヒューイット（オーストラリア） vs. ○Ｒ・ハリソン（アメリカ）, 3-6, 5-7
●杉田祐一（日本） vs. ○Ｊ・ダックワース（オーストラリア）, 2-6, 2-6
●Ｇ・ゼミヤ（スロベニア） vs. ○Ｔ・スミチェク（アメリカ）, 1-6, 7-6 (10-8), 1-6
《シティ・オープン男子 対戦表》
■関連記事■
《錦織の対戦相手ソック「勝利する事は最高の気分」＜シティ・オープン男子＞》
《絶体絶命乗り越えたクエリー、最後はサービスエース＜シティ・オープン男子＞》
《錦織が勝利した場合、３回戦は元世界８位＜シティ・オープン男子＞》
《世界のＣＮＮが錦織を独占インタビュー、次なる野望とは》
《錦織が第１シードらと練習、４カ月ぶりハードコート戦に向けて＜シティ・オープン男子＞》
《【コラム】「トップ１０入り」に向け、錦織がハードコートシーズンへ》
（2013年7月31日16時36分）
