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絶好調ナダル、優勝「大きな意味を持っている」<ロジャーズ・カップ男子>

男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/モントリオール、ハード)は11日、シングルス決勝が行われ、第4シードのR・ナダル(スペイン)が第11シードのM・ラオニチ(カナダ)を6-2, 6-2のストレートで圧勝、2005・2008年に続き大会3度目の優勝を飾った。

ナダルはロジャーズ・カップ男子で2005年にA・アガシ(アメリカ)、2008年にはN・キーファー(ドイツ)を下して優勝していた。

今季ナダルは、BNPパリバ・オープン男子(対J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン))、ムチュア・マドリッド・オープン男子(対S・ワウリンカ(スイス))、BNLイタリア国際男子(対R・フェデラー(スイス))のマスターズ1000大会でタイトルを獲得しており、今回で4勝目をマークした。

試合後、ナダルは「優勝するためには、トップレベルの力を出し切る必要があった。今回は、ほぼ全試合で最高のプレーが出来て、とても満足している。この優勝は僕にとって大きな意味を持っている。全てに関してハッピーだよ。」と、満面の笑みで語った。

これで両者の対戦成績はナダルの4勝0敗となった。

サービスゲームのキープ率及びファーストサーブが入った時のポイント獲得率でATPツアーのトップに君臨するラオニチに対し、ナダルはリターンから攻撃を仕掛け、試合を通して4度のブレークに成功すると、そのまま1時間8分で試合に終止符を打った。

またナダルは17本のウィナーを決め、凡ミスはわずか7本だった。これに対し、ラオニチは22本もの凡ミスを犯した。

「あらゆる事が上手くいった。今日のリターンは絶好調だったね。大事な場面で彼(ラオニチ)のファーストサーブを何本か返す事が出来た。一方で、彼はいつも以上にミスが多かった。それに助けられた。」

これでナダルは、今シーズン8勝目を記録した。

今年2月に7カ月間のツアー離脱から復帰した後、現在までの戦績は48勝3敗と絶好調で、ハードコートでは10勝0敗。全仏オープンでも準決勝では世界王者のN・ジョコビッチ(セルビア)、決勝ではD・フェレール(スペイン)を下してタイトルを手にしている。

《ロジャーズ・カップ男子 対戦表》


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(2013年8月12日10時39分)

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