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男子テニスツアーのW&Sマスターズ(アメリカ/シンシナティ、ハード)は13日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク40位のV・ポスピシル(カナダ)が第15シードのG・シモン(フランス)と対戦し、6-3, 1-1としたところでシモンが途中棄権を申し入れたため、ポスピシルは思わぬ形でマスターズ1000大会において2週連続で2回戦進出を決めた。
ポスピシルは本来、予選からの出場だったものの、先週行われたロジャーズ・カップ男子でベスト4に進出し、日程が重なり予選に試合出来なかった。そのため、予選を免除され本選から出場出来る救済措置によって出場している。
先週のロジャーズ・カップ男子1回戦でJ・アイズナー(アメリカ)をフルセットで破り勢い乗ると、2回戦でR・シュティエパネック(チェコ共和国)、3回戦では第5シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)を接戦の末に下す金星をあげてベスト8進出した。
準々決勝では元世界ランク3位のN・ダビデンコ(ロシア)と対戦するも、ダビデンコの途中棄権申し入れにより、マスターズ大会1000大会で初のベスト4進出を果たしていた。
また、準決勝でM・ラオニチ(カナダ)との地元カナダ勢対決で接戦の末に敗れたものの、大会後に発表された世界ランクを71位から自己最高の40位へ大きくジャンプアップした。
この日もポスピシルは好調を維持しており、試合を通して7本のサービスエースを決め、シモンにブレークを許さなかった。また、4度のブレークチャンスのうち1度ブレークしたポスピシルは、試合時間が42分となったところでシモンが棄権を申し入れ、2回戦へ駒を進めた。
勝利したポスピシルは2回戦で、予選から勝ち上がりのD・ゴファン(ベルギー)と対戦する。
ゴファンは1回戦で地元期待の若手であるM・マクドナルド(アメリカ)に6-1, 6-1で快勝しての勝ち上がりとなっている。
《W&Sマスターズ 対戦表》
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