男子テニスツアーのW&Sマスターズ（アメリカ/シンシナティ、ハード）は１６日、シングルス準々決勝が行われ、第１シードでゴールデン・マスターズ達成を狙っていたＮ・ジョコビッチ（セルビア）はノーシードのＪ・アイズナー（アメリカ）に6-7 (5-7), 6-3, 5-7のフルセットで敗れ、大会初優勝とはならなかった。
男子ツアーで１年に９度行われるマスターズ１０００大会において、W&Sマスターズ以外の８大会で優勝を飾っているジョコビッチは、今大会で優勝を飾った場合、史上初となるキャリア・ゴールデン・マスターズを達成する事になっていたが、その偉業は来年以降に持ち越しとなった。
「今日の自分の試合にはがっかりしている。チャンスを活かす事が出来なかった。大事な場面でダブルフォルトをしてしまったりね。」
「こういった早いコートでは、本当にリターンを返すのが難しいし、今日の彼（アイズナー）は、特に第３セットではほとんどセカンドサーブをリターンする機会を与えてくれなかった。」
W&Sマスターズで過去４度の決勝進出を果たしているジョコビッチは、この大会では未だ優勝を飾った事がない。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○Ｊ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）(7) vs. ●Ｄ・ツルスノフ（ロシア）, 6-4, 3-6, 6-1
●Ｎ・ジョコビッチ(1) vs. ○Ｊ・アイズナー, 6-7, 6-3, 5-7
●Ａ・マレー（英国）(2) vs. ○Ｔ・ベルディフ（チェコ共和国）(6), 3-6, 4-6
○Ｒ・ナダル（スペイン）(4) vs. ●Ｒ・フェデラー（スイス）(5), 5-7, 6-4, 6-3
《W&Sマスターズ 対戦表》
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（翻訳・記事/大木茂敬）
（2013年8月17日14時16分）
