岐阜メモリアルセンターにて開催されている全日本学生テニス選手権大会(通称:インカレ)は25日、
長谷川茉美(日本)(早稲田大学)と辻恵子(早稲田大学)、藤原悠里(関西大学)と吉冨愛子(早稲田大学)の女子シングルス準決勝が行われた。
同じ早稲田の先輩・長谷川(4年生)と後輩・辻(1年生)の対戦は、お互いパンチ力あるストロークの応酬となったが、その中でも「しっかりラリーをして、チャンスが来るまでじっくり待とうと思った」と言う長谷川が、「展開が後手後手になり無理して打ったのでミスが多くなってしまった」という辻をストレートで振り切った。
もう1つの藤原×吉富の準決勝は、第1セットを藤原が取ったものの、第2セットを奪い返した吉冨が最終セットも2−0とリード。
このまま吉冨が振り切るかと思われたが「これ以上、離されたくない。1ポイントずつ集中しよう」と気持ちを入れ替えた藤原が、持ち味の高い打点からのフォアのハードヒットでプレッシャーをかけ6−3で逆転勝ちした。
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