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アメリカ一時代を築いたブレイク、第2の人生はデ杯監督か

26日に開幕したテニスのグランドスラムである全米オープンは、その大会初日に衝撃の発表が行われた。2006年に自己最高位4位を記録した地元アメリカ男子テニス界でベテランのJ・ブレイク(アメリカ)が、今大会を最後に14年のプロテニス人生の幕を下ろす決断を発表した。

ブレイクは引退の決断についてこう語った。

「涙を流す代わりに、今回の決断には実はとてもハッピーな気持ちでいるんだ。自分自身で決めたいし、いつもそうやって来たしね。今年は何度も何度も考えて来たのさ。」

「本気の試合が出来なくなる事はちょっと寂しいし、プレッシャーに包まれる瞬間や、ブレークポイントやセットポイント、マッチポイント、それに観客が試合にのめり込んで来る状況なども恋しく思う。でも、テニス人生後の新な人生が持てる事もとても幸運に思うんだ。妻や家族と一緒にいる人生がね。」

ブレイクがトップ10入りする前の2004年には帯状疱疹での顔面麻痺や、ローマ大会で練習中に転倒してネット支柱にぶつかり頸椎損傷の怪我に合うなど不運も続いた。しかしそれを乗り越えたブレイクは、2005年には2度のツアー優勝、そして2006年には5度の優勝と世界4位にまで上り詰める活躍を見せた。

「人生でも最大の悲劇を経験した事を考えると、今こうして自分の去就を自分自身の意思で決められる事はとてもラッキーだと思える要因だと感じている。だって2004年には2回もテニス人生の終わりに繋がるかも知れないような状況に陥っていたんだからね。」

そして2007年の男子国別対抗戦のデビスカップ決勝戦では、A・ロディック(アメリカ)、B・ブライン、M・ブライアン(アメリカ)に加えブレイク自身もナショナルチームの一員としてロシアとの決勝戦に臨み、見事な勝利を飾って優勝へ導いた。祖国アメリカはオレゴン州ポートランドでのその試合はブレイクが忘れられな試合だと言う。

「あのポートランドでの試合さ。ロディックが勝ち、僕が勝ち、ブライアン兄弟が勝った。選手全員がそれぞれの役割を果たしての勝利だった。本当に特別な試合だった。」と当時を振り返っていた。

そして今後はもっと家族のために時間を費やしたいと言う思いがあるものの、今後の人生についてもブレイクは「具体的な計画はないんだ。テニス以外で何が出来るか見てみたい。同時に、何かテニスに関する事でもまたテニス界に戻って関われるような事も探してみたい。デビスカップの監督とかね。」と、新しい人生に思いを膨らませていた。

ブレイクはテニス人生最後の大会となる今年の全米オープンでは、1回戦で予選を勝ち上がったI・カルロビッチ(クロアチア)と現地28日に1回戦を行う。

《全米オープン 対戦表》

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(2013年8月27日18時02分)

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