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マレー、連覇のプレッシャーに動じず「緊張はしなかった」<全米オープン>

テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、大会連覇を目指す第3シードのA・マレー(英国)が、M・ロドラ(フランス)を6-2, 6-4, 6-3のストレートで退け、大会2連覇へ幸先の良いスタートを切った。

「今夜の試合では、それほど緊張はしなかった。試合前も気分良く過ごす事が出来たんだ。特別なプレッシャーなどは感じずにいられたから、それはとても良かった。試合へしっかり準備できて臨めたよ。」とマレーは、試合へ向けて特に緊張せずに臨めた事を明かした。

「コートでは、未知のようなものはほとんどなかった。ここで多くの試合もしてきたし、ナイトマッチも経験している。そして彼(ロドラ)とも何度か対戦しているからね。左利きの選手と対戦するのは嫌いじゃないんだ。だから試合前に多大な緊張感に見舞われる事はなかった。ただ試合を始めたかった。」

「今日の試合は、とてもレベルの高いものだと思う。色々な反応が必要だったし、ドロップショットなどもあって、自分のフットワークの状態を見るには最適な試合だったと思う。それに良い動きができたと感じているしね。ミスも少なく、安定したプレーができた。」と初戦としてのプレーに合格点を与えたマレー。

今大会は2004年から2008年までR・フェデラー(スイス)が5連覇を達成しているが、マレーはそれ以来となる大会連覇を狙っている。マレーはここまで出場したグランドスラム四大会全てで決勝進出を果たしており、7月に行われたウィンブルドンの決勝では世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)を退け、念願の地元優勝となる自身2度目のグランドスラム優勝を飾っていた。

マレーは3回戦進出を懸けてV・ハネスク(ルーマニア)を7-6 (7-4), 6-4, 3-6, 7-6 (7-4)で倒したL・マイェール(アルゼンチン)と2回戦で対戦する。

《全米オープン 対戦表》

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(2013年8月29日17時56分)

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