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錦織撃破のエヴァンス、快進撃は3回戦でストップ<全米オープン>

テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は31日、男子シングル3回戦が行われ、予選から勝ち上がり初戦で第11シードの錦織圭(日本)を破ったD・エヴァンス(英国)は第19シードのT・ロブレド(スペイン)に6-7 (6-8), 6-3, 5-7, 6-7 (5-7)で敗れ、ベスト16進出とはならなかった。

この試合、エヴァンスは8本のサービスエースと49本のウィナーを決めた。しかし、58本の凡ミスを犯した事が影響し、ロブレドに7度のブレークを許してしまい、3時間13分で3回戦敗退となった。

世界ランク179位のエヴァンスは、1回戦で格上の錦織をストレートで破り勢いに乗ると、2回戦では成長株のB・トミック(オーストラリア)を1-6, 6-3, 7-6 (7-4), 6-3の逆転で破り、ロブレドとの3回戦へ駒を進めていた。

また、23歳のエヴァンスは錦織に勝利した事により、グランドスラム本戦で初勝利をあげた。これまでのグランドスラムで2009・2011年のウィンブルドンに出場したが、いずれも初戦敗退となっていたため、今回が四大大会を通して自己最高の3回戦進出となった。

エヴァンスのプレースタイルは、強烈なストロークとバックハンドのスライスを多用する緩急あるテニスを展開する。

一方、勝利した元世界ランク5位のロブレドは、怪我により長期間に渡って休養していたが昨年の7月に復帰を果たし、今季は2011年1月以来となる約2年ぶりの優勝を果たした。その後も4月に行われたハッサン2世グランプリでもタイトルを獲得し、復活の兆しをみせている。

また、全仏オープンではI・セイスリン(オランダ)G・モンフィス(フランス)N・アルマグロ(スペイン)に対し2セットダウンから大逆転勝利を収め、ベスト8へ進出した。

ロブレドは4回戦で、第7シードのR・フェデラー(スイス)A・マンナリノ(フランス)の勝者と対戦する。

《全米オープン 対戦表》


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(2013年9月1日12時23分)

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