テニスのグランドスラムである全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード）は８日、女子シングルス決勝が行われ、第１シードで昨年覇者のＳ・ウィリアムズ（アメリカ）が第２シードのＶ・アザレンカ（ベラルーシ）を7-5, 6-7 (6-8), 6-1のフルセットで下し、２連覇を達成すると同時に大会５度目の優勝を飾った。
決勝戦、第１セットを先取したセリーナは、第２セットに入っても勢いを失わず第１ゲームでアザレンカのサービスゲームをブレークする。
しかし、セリーナはあと１ゲーム取れば優勝のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップのゲームを２度迎えるも、アザレンカに土壇場でブレークバックを許し、タイブレークの末にこのセットを落とす。
その後、集中力を切らさなかったセリーナは、第３セットの第４ゲームで２度のダブルフォルトを犯したアザレンカの隙をついてブレークに成功する。さらに第６ゲームもアザレンカのサービスゲームをブレークしたセリーナは、フルセットの末に優勝した。
両者は昨年の全米オープン決勝で対戦し、その時もセリーナがアザレンカを6-2, 2-6, 7-5の激闘の末に下し、大会４度目のタイトルを獲得していた。
一方、敗れたアザレンカはグランドスラムで自身３度目の優勝とはならなかった。
《全米オープン 対戦表》
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（2013年9月9日8時36分）
