女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は22日、シングルス1回戦が行われ、第15シードの
S・キルスチャ(ルーマニア)が
J・ゴルゲス(ドイツ)を6-4, 6-4のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
この試合、世界ランク22位のキルスチャは同49位のゴルゲスの強烈なフォアハンドのストロークとサービスに苦しむも、4度のブレークに成功し、1時間36分で勝利をものにした。
2回戦でキルスチャは、
土居美咲(日本)と
V・レプシェンコ(アメリカ)の勝者と対戦する。
今年のロジャーズ・カップ女子でキルスチャは
C・ウォズニアキ(デンマーク)、
J・ヤンコビッチ(セルビア)、
P・クヴィトバ(チェコ共和国)、
N・リー(中国)ら強豪を次々と破り決勝進出。決勝では女王
S・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れるも準優勝を飾り、その後の世界ランキングでは自己最高の21位を記録した。
しかし、全米オープンでは2回戦で予選から勝ちあがった
奈良くるみ(日本)に完敗を喫してしまった。
一方、キルスチャに敗れた24歳のゴルゲスは、世界ランキングで2012年に自己最高の15位を記録した。また、グランドスラムの最高成績は同年の全豪オープンで、その時は
A・ラドワンスカ(ポーランド)との4回戦まで駒を進めた。
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