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錦織圭、強豪ツォンガ撃破なるか<上海マスターズ>

男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード)は9日、シングルス2回戦が行われ、第12シードの錦織圭(日本)がノーシードのJ・メルツァー(オーストリア)を6-4, 3-6, 6-1のフルセットで下して2年ぶりに3回戦進出を果たし、3回戦で第7シードの強豪JW・ツォンガ(フランス)と対戦する事が決まった。

この試合、錦織は第2セットを落とすも、勝敗がかかる第3セットでファーストサーブが入った時に93パーセントの高い確率でポイントを獲得し、メルツァーに1度もブレークを許さなかった。そして、4度のブレークチャンスから2度のブレークに成功した錦織は、1時間47分で勝利した。

両者は先週行われた楽天ジャパン・オープン1回戦で対戦し、錦織が大逆転勝利を収めた。その時は第1セットを落とし、第2セットもゲームカウント2−5と追い込まれるも、崖っぷちからの逆転勝利だった。

今回の対戦により、錦織はメルツァーとの対戦成績を3勝1敗とした。

3回戦で錦織は、ツォンガと対戦する。両者は過去2度対戦し、錦織はツォンガに2連勝している。最初の対戦は2011年の上海マスターズ2回戦でストレート勝利。2度目は2012年の全豪オープンで、その時は錦織がフルセットの末に下し、グランドスラム初のベスト8へ進出した。

過去の上海マスターズで錦織は、2011年にベスト4へ進出している。昨年は2回戦でS・クエリー(アメリカ)に逆転で敗れた。

錦織と対戦する世界ランク9位のツォンガは、今年の全仏オープン準々決勝でR・フェデラー(スイス)を下し、大会初のベスト4進出を果たした。しかしウィンブルドンでは2回戦で怪我より途中棄権、その後は9月のモゼール・オープンで復帰し、単複で準優勝を飾った。

その他の日本勢では、添田豪(日本)伊藤竜馬(日本)は予選を突破するも、ともに本戦1回戦で敗れた。

【錦織圭 上海マスターズ戦歴】

<2012年>
・1回戦 勝利 ディ・ウー(中国) 6-2, 6-4
・2回戦 敗退 S・クエリー 6-2, 1-6, 4-6

<2011年>
・1回戦 勝利 R・ハーセ(オランダ)(オランダ) 0-6, 7-5, 7-6 (7-5)
・2回戦 勝利 JW・ツォンガ 6-7 (1-7), 6-4, 6-4
・3回戦 勝利 S・ヒラルド(コロンビア) 7-6 (8-6), 4-6, 6-3
・準々決勝 勝利 A・ドルゴポロフ(ウクライナ) 6-4, 6-3
・準決勝 敗退 A・マレー(英国) 3-6, 0-6

<2010年>
・予選1回戦 敗退 B・ベッカー(ドイツ) 5-7, 6-4, 6-7 (4-7)


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《芸術的なバックハンドを放つ天才ガスケを特集!ATP男子ツアーマガジン Vol.187》

《フェデラーが不調とラケットチェンジについて語る!ATP男子ツアーマガジン Vol.185》
(2013年10月9日21時29分)

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