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錦織、ジョコビッチ対デル=ポトロ戦を見て「いずれ勝てるよう頑張らないと」

男子テニスツアーの先日行われた上海マスターズ(中国/上海、ハード)決勝で対戦したN・ジョコビッチ(セルビア)J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)について、世界ランク18位の錦織圭(日本)が自身の公式ブログで感想を綴った。

上海マスターズ決勝戦、第1セットをあっさり先取したジョコビッチは、第2セットの第2ゲームでデル=ポトロの強烈なリターンに対応出来ず、ブレークを許してしまう。その後もブレークチャンスを握るジョコビッチだったが、デル=ポトロのサービスとフォアハンドに苦しみ、第2セットを落としてしまう。

勝敗がかかる第3セット、ジョコビッチは第10ゲームでマッチポイントを握るもデル=ポトロにしのがれ、タイブレークへ突入する。タイブレークでは3−2の場面で、ジョコビッチが劣勢の状態から激しいラリー戦を制して勢いに乗ると、最後はバックハンドのウィナーを決めて、2時間32分の激闘に終止符が打たれた。

錦織は「決勝見てましたが壮絶な打ち合いでした。これが自分の敵じゃなかったらすげぇ試合で終わってますが、いつかやる敵だということを思い出すとあまり楽しくも見ていられなくなります。」と、綴った。

「ブレークポイント握られてんのにそんなの打つの!?みたいな。デルポの気合いと物怖じせず打っていく姿は尊敬でしたね。あんなラリーがずっとできたら、苦しいけど楽しいだろうな。まぁ今は勝てなくてもね。いずれ勝てるよう頑張らないと。」

今年の上海マスターズに第12シードで出場した錦織は、1回戦で期待の若手G・ディミトロフ(ブルガリア)をストレートで下し、2回戦ではベテランのJ・メルツァー(オーストリア)をフルセットで破った。しかし、3回戦では過去2連勝していたJW・ツォンガ(フランス)に完敗を喫した。

今後、錦織はスイス・インドアとBNPパリバ・マスターズへの出場を予定している。

【錦織圭 上海マスターズ戦歴】

<2013年>
・1回戦 勝利 G・ディミトロフ 6-3, 6-4
・2回戦 勝利 J・メルツァー 6-4, 3-6, 6-1
・3回戦 敗退 JW・ツォンガ 6-7 (5-7), 0-6

<2012年>
・1回戦 勝利 ディ・ウー(中国) 6-2, 6-4
・2回戦 敗退 S・クエリー(アメリカ) 6-2, 1-6, 4-6

<2011年>
・1回戦 勝利 R・ハーセ(オランダ) 0-6, 7-5, 7-6 (7-5)
・2回戦 勝利 JW・ツォンガ 6-7 (1-7), 6-4, 6-4
・3回戦 勝利 S・ヒラルド(コロンビア) 7-6 (8-6), 4-6, 6-3
・準々決勝 勝利 A・ドルゴポロフ(ウクライナ) 6-4, 6-3
・準決勝 敗退 A・マレー(英国) 3-6, 0-6

<2010年>
・予選1回戦 敗退 B・ベッカー(ドイツ) 5-7, 6-4, 6-7 (4-7)


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《ジョコビッチが史上9人目の偉業を達成!ATP男子ツアーマガジン Vol.190》

《芸術的なバックハンドを放つ天才ガスケを特集!ATP男子ツアーマガジン Vol.187》

《フェデラーが不調とラケットチェンジについて語る!ATP男子ツアーマガジン Vol.185》

(2013年10月15日16時13分)

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