男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン（スウェーデン/ストックホルム、ハード）は１５日、シングルス１回戦が行われ、現役復帰を果たした元世界ランク９位のＪ・ヨハンソン（スウェーデン）がＡ・ファリャ（コロンビア）を6-1, 6-3のストレートで下し、危なげなく２回戦進出を決めた。
たび重なる怪我により現役を引退を余儀なくされたヨハンソンは、今大会の予選にワイルドカード（主催者推薦）で出場し、２試合を１セットも落とさずに勝ち抜いて本戦入りを決めた。
本戦１回戦でヨハンソンは１１本のサービスエースを決め、ファーストサーブが入った時に８４パーセントの高い確率でポイントを獲得し、ファリャに１度もブレークを許さなかった。さらに７度のブレークチャンスから４度のブレークに成功し、わずか５４分で勝利した。
２回戦でヨハンソンは、第２シードのＭ・ラオニチ（カナダ）と対戦する。
３１歳のヨハンソンは、２００４年の全米オープン準々決勝で２００３年覇者のＡ・ロディック（アメリカ）をフルセットで下してグランドスラム初のベスト４へ進出した経験があり、３度のツアー優勝を飾っている。
この日行われた試合結果は以下の通り。
●Ｊ・ゾップ（エストニア） vs. ○Ｐ・カレノ=ブスタ（スペイン）, 5-5 (途中棄権)
●Ｔ・カムケ（ドイツ） vs. ○Ｉ・セイスリン（オランダ）, 4-6, 2-6
○Ｂ・ペール（フランス）(6) vs. ●Ｓ・ヒラルド（コロンビア）, 6-4, 6-4
●Ｍ・セクリック vs. ○Ｊ・シュトルフ（ドイツ）, 3-6, 0-6
○Ｊ・ソック（アメリカ） vs. ●Ｂ・トミック（オーストラリア）, 6-4, 6-2
○Ｅ・ガルビス（ラトビア）(5) vs. ●Ｊ・シャーディ（フランス）, 6-3, 3-6, 7-6
●Ｎ・メルツァー vs. ○Ｇ・ガルシア=ロペス（スペイン）, 6-7, 3-6
○Ｊ・ヨハンソン vs. ●Ａ・ファリャ, 6-1, 6-3
○Ｇ・ディミトロフ（ブルガリア）(7) vs. ●Ｍ・チポッラ, 6-3, 6-4
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（2013年10月16日11時42分）
