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女子テニスで2010年の全仏オープン準優勝、さらに2011年2月には世界ランク4位までのぼりつめ、同年の全米オープンではグランドスラム初のタイトルを獲得したS・ストザー(オーストラリア)。そのストザーが、長年コーチを務めたデビッド・テイラー氏とコーチ関係を解消し、新たなコーチを迎え入れる事になった。
新コーチはマイルズ・マクラガン氏で、来月から一緒の練習を開始する予定。
ストザーは「マイルズとチームを組む事が出来て、これからを本当に楽しみにしている。彼の事はツアーで何年も見かけていて、そのプロ精神と、常に一生懸命なところをいつも尊敬していた。彼はトップ選手を育てた経験が豊富で、私たちもいい関係が築けると思っている。」
「マイルズは12月にシドニーに来て、数週間、来シーズンに向けたトレーニングを一緒に行う。その後、初めて一緒に参加する大会となるホップマン・カップに臨む。」
マクラガン氏はザンビア生まれで、ジンバブエで育った。英国の選手としてATPツアーを回り、その後はコーチに転身。コーチとしての経歴は申し分なく、男子ではA・マレー(英国)、M・バグダティス(キプロス)、P・コールシュライバー(ドイツ)、女子では若手期待のL・ロブソン(英国)らの成功を手掛けてきた。
ストザーは、今シーズンの最初の9カ月はアップダウンが激しく、現在の世界ランクは18位。7月29日から8月4日まで開催されたサザン・カリフォルニア・オープンでは、世界5位のA・ラドワンスカ(ポーランド)、世界2位のV・アザレンカ(ベラルーシ)を下して優勝したが、その他の19試合ではベスト8を超える事はなかった。
しかし、シーズン後半ではHPジャパン女子オープンで優勝し、モスクワとソフィアの大会でも準優勝している。
HPジャパン女子オープン後、ストザーは2014年の目標について次のように展望を話していた。
「もちろん何としてもトップ10に戻りたい。でも、そのためには四大大会で試合に勝たなければならないことは言うまでもない。今年の四大大会での戦績はあまり良くなかった。出来れば、来年はもっと勝ちたい。」
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