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男子テニスツアーの下部大会、ＩＴＦフューチャーズのバンコク大会（タイ/バンコク、賞金総額１.５万ドル、ハード）は２９日にシングルス準決勝が行われ、第８シードの内山靖崇（日本）はＢ・コリッチ（クロアチア）を4-6, 6-1, 7-6（7-5）の逆転で下し、決勝へ進出した。

内山が対戦したコリッチは今年の全米オープンジュニアで優勝をおさめた元ジュニア世界１位で、今季はフューチャーズで４度の優勝を挙げて現在の世界ランクは３６７位。
内山は第１セットを先行されるも計１２本のサービスエースを奪い、ファイナルセットをタイブレーク7-5で新鋭の１７歳を退けて今季３度目の決勝進出を決めた。

今季シングルス初優勝を狙う内山が決勝で顔を合わせるＬ・サヴィル（オーストラリア）は、全豪オープンとウィンブルドンのジュニア部門で優勝経験を持つ元ジュニア世界１位の１９歳。
両者は先月のシドニー・フューチャーズの決勝で対戦しており、内山は6-4, 4-6, 4-6の逆転負けを喫している。

またこの日に行われたダブルス決勝は、第３シードの内山/井藤祐一（日本）組が第４シードのＹ・リム（韓国）/Ｓ・ノ（韓国）組に5-7, 6-7（4-7）で敗れ準優勝をおさめている。


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