- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

【コラム】クレーでナダルに勝利した元世界18位<2013引退シリーズ その6>

男子テニスで今年の9月に現役生活のピリオドを打ったのが元世界ランク18位のI・アンドレエフ(ロシア)。15歳から練習拠点をスペインへ移していたアンドレエフはクレーコートを得意とし、クレーキングと言われているR・ナダル(スペイン)からクレーコートで勝利を収めた数少ない選手でもあった。

2002年にプロデビューしたアンドレエフは、同年のフューチャーズ大会で3度の優勝を飾るなど、900位代だったランキングを700位以上上昇させた。2003年にはATPツアー本戦の舞台を踏むと、地元モスクワ大会では初のベスト8入りを果たし、トップ100入りを決めた。

2004年にトップ50入りすると、2005年4月にはスペインのバレンシアで行われたクレー大会準々決勝でナダルを下し、決勝戦ではD・フェレール(スペイン)に勝利してツアー初優勝を飾った。

その後、9月にはイタリアのパレルモ大会、10月には祖国ロシアのモスクワ大会と、このシーズンで3度の優勝を飾り、世界ランクを26位でシーズンを終了させた。

しかし、2006年は左膝を負傷。4月に手術を受け、約6カ月のツアー離脱を余儀なくされてしまった。

2007年は開幕戦から出場すると、全仏オープンでは1回戦でA・ロディック(アメリカ)に勝利するなどで自身初となるグランドスラムでのベスト8入りを決め、2007年4月には200位代だったランキングをシーズン終わりには33位まで上昇させた。また、その年の最優秀カムバック選手賞を受賞する活躍をみせた。

2008年にはキャリアベストとなる43試合で勝利を飾る安定した成績、11月に自己最高位の18位を記録した。

その後は怪我などもあり、成績を残す事が出来なくなっていった。

2012年は右肩の怪我からシーズン終盤戦を戦えず、今季も4月に復帰しATPツアーの予選にチャレンジするも全てで初戦敗退。ウィンブルドンでは怪我でツアーを離れた選手に適応されるプロテクトランキングで出場するも1回戦で敗退し、この試合が事実上現役最後の試合となった。

また国別対抗戦のデビスカップにも積極的に出場していた。2007年のロシア準優勝にも貢献したアンドレエフは、11年間のプロテニス人生に終止符を打った。


【イゴール・アンドレエフ 選手詳細】
プロ転向:2002年
キャリア通算成績:237勝231敗
自己最高ランク:18位(2008年)


■関連記事■

《【コラム】ナルバンディアン、手に出来なかったGSタイトル<2013引退シリーズ その1>》

《【コラム】病や悲劇に負けなかったブレイクの壮絶なテニス人生<2013引退シリーズ その2>》

《【コラム】五輪史上単複金メダルの快挙、惜しまれるチリの英雄<2013引退シリーズ その3>》

《【コラム】衝撃のウィンブルドン女王引退<2013引退シリーズ その4>》

《【コラム】2002全英が最初で最後のGSベスト4<2013引退シリーズ その5>》


■関連動画■

《2013年スーパープレー1位を発表!ATP男子ツアーマガジン Vol.198》

《2013年のスーパープレーベスト10を発表!ジョコビッチやナダルの驚異的なショットも!ATP男子ツアーマガジン Vol.198》

《ジョコビッチも唖然の完璧なドロップショットに観客が熱狂!ATP男子ツアーマガジン Vol.196》

(記事/弓削忠則)

(2013年12月20日16時23分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース
←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!