テニスのグランドスラムである全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード）は１８日、女子シングルス３回戦が行われ、２２歳の奈良くるみ（日本）は第８シードで元世界ランク１位のＪ・ヤンコビッチ（セルビア）に4-6, 5-7のストレートで敗れ、初のベスト１６進出を逃した。
この試合、序盤から両者互角の打ち合いを披露する。
奈良くるみは第１セットを落とすも、第２セットではネットプレーを織り交ぜるなどでゲームカウント５−３とサービング・フォー・ザ・セットを迎える。しかし、このゲームでヤンコビッチにブレークバックを許してしまう。
続く第１０ゲームではセットポイントを握るも、これを活かす事が出来なかった。
そして、第１１ゲームで奈良くるみは凡ミスを重ねてしまい、ラブゲームでブレークされる。最後はヤンコビッチにサービスキープされて３回戦敗退となった。
奈良くるみとヤンコビッチは昨年の全米オープン３回戦で対戦し、その時も奈良くるみはストレートで敗れていた。
奈良くるみに勝利したヤンコビッチは、４回戦で第１１シードのＳ・ハレプ（ルーマニア）と対戦する。
■関連記事■
《「失うものがなかった」奈良くるみが初の３回戦へ「すごくビックリ」＜全豪オープン＞》
《２２歳の奈良くるみ、元世界１４位を２時間４９分の末に破る「イメージしていた」＜全豪オープン＞》
《元女王に大健闘の奈良「達成感と悔しい気持ち」、惜しくも杉山以来９年ぶり１６強逃す＜全米オープン＞》
《奈良くるみ「すごいハードヒッター」下して本戦初勝利＜全豪オープン＞》
《錦織の３回戦はナイトセッション、奈良くるみは第１試合＜全豪オープン＞》
《錦織、３回戦「レフティーにも対応していきたい」＜WOWOWインタビュー＞》
■関連動画■
《全豪オープンテニス2014みどころ》
（2014年1月18日10時55分）
