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男子テニスツアーのデルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード)は20日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの錦織圭(日本)は世界ランク65位のT・ガバシュビリ(ロシア)と対戦し、第1セットを2−4とリードを許した時点で途中棄権を申し入れ、2週連続のタイトル獲得とはならなかった。
錦織は16日のアメリカ国際インドアテニス選手権で2連覇達成、さらにツアー4勝目をあげており、2週連続のタイトル獲得に期待が寄せられていた。しかし、錦織はこれまでツアー優勝後の大会で上位進出の経験がなく、試合数や移動が多いツアー転戦の過酷さを物語る。
《錦織が喜び爆発「なんとなんと優勝しました!!!」<アメリカ国際インドアテニス選手権>》
2008年のデルレイ・ビーチ・オープンでツアー初優勝した錦織は、その翌週のSAPオープン2回戦でA・ロディック(アメリカ)に完敗。2012年の楽天ジャパン・オープンでの優勝後は、上海マスターズでは2回戦でS・クエリー(アメリカ)にフルセットの末に敗れた。
昨年のアメリカ国際インドアテニス選手権でツアー3勝目後は、I・カルロビッチ(クロアチア)との1回戦で途中棄権。そして、今回もタイトル獲得の大会で上位進出とはならなかった。
《錦織圭が棄権、リベンジならず◇デルレイビーチ国際テニス選手権》
錦織がガバシュビリに勝利していた場合、準々決勝では第7シードはM・チリッチ(クロアチア)と対戦していた。
2008年のデルレイ・ビーチ大会でツアー初優勝を飾った錦織にとって同大会は思い出の地でもあったが、2年連続で無念の結果となってしまった。
《錦織圭が初優勝 ブレイクを下す◇デルレイビーチ国際》
今後、錦織は来週から開催されるアビエルト・メキシコ・テルセルに出場する予定。同大会にはA・マレー(英国)、D・フェレール(スペイン)らも出場予定となっている。
今年に入り錦織はブリスベン国際男子でベスト4、エキシビション大会のAAMIクラシックでは大会初優勝を飾った。全豪オープンでは2年連続の16強入りを果たすも、4回戦で世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)に大接戦の末に敗れた。
その後の国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対カナダ戦ではシングルス2勝・ダブルス1勝をあげ、エースとしての大役を果たした。そして、初の日本ベスト8進出を決めた。
《錦織がカナダ戦で「1番嬉しかった」試合とは<デビスカップ>》
【錦織圭 デルレイ・ビーチ・オープン 戦歴】
<2014年>
・1回戦 勝利 G・エリアス(ポルトガル) 6-1, 5-7, 6-2
・2回戦 敗退 T・ガバシュビリ 2-4, 途中棄権
<2013年>
・1回戦 敗退 I・カルロビッチ 4-5, 途中棄権
<2011年>
・1回戦 勝利 B・ダブル(アルゼンチン) 6-2, 7-6 (7-5)
・2回戦 勝利 J・ブレイク(アメリカ) 6-3, 6-4
・準々決勝 勝利 R・スウィーティング(アメリカ) 6-7 (5-7), 6-2, 6-4
・準決勝 敗退 J・ティプサレビッチ(セルビア) 4-6, 4-6
<2010年>
・1回戦 敗退 B・ベッカー(ドイツ) 3-6, 6-1, 0-6
<2008年>
・予選1回戦 勝利 N・トデロ(アルゼンチン) 6-2, 6-3
・予選2回戦 勝利 J・ウィッテン(アメリカ) 6-4, 6-4
・予選3回戦 勝利 A・ボゴモロフJR(ロシア) 6-2, 7-5
・1回戦 勝利 F・マイヤー(ドイツ) 6-0, 4-3, 途中棄権
・2回戦 勝利 A・ディリック(アメリカ) 6-2, 6-4
・準々決勝 勝利 B・レイノルズ(アメリカ) 6-7 (7-9), 6-4, 6-2
・準決勝 勝利 S・クエリー 4-6, 6-2, 7-6 (9-7)
・決勝 勝利 J・ブレイク 3-6, 6-1, 6-4
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