男子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子（アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード）は２４日、シングルス１回戦が行われ、第４シードのＲ・フェデラー（スイス）がＢ・ベッカー（ドイツ）との同世代対決を6-1, 6-4のストレートで退け順当に２回戦進出を決めた。
《快勝のフェデラー、股抜きショット披露＜ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子＞》
フェデラーは第１セットでは１度もブレークチャンスを与えず、２度のブレークに成功してわずか２２分でこのセットを先取。第２セットも先にブレークし、ゲームカウント５−４とリードしサービング・フォー・マッチを迎えた。
しかし、第２セットでこの試合唯一のブレークチャンスをベッカーに握られるなど粘りにあう。それを跳ね除けたフェデラーは最初に握ったマッチポイントをしっかり決めて、１時間２分の快勝で初戦突破を果たした。
「ここドバイの１回戦で、ベッカーとの試合には満足している。戦術的にも思ったようなテニスが出来て、第１セットでは２２分ほどで先取する事が出来た。出だしからそんなプレーが出来て嬉しい。」
「リード出来た事で優位に立てたけど、最後まで彼（ベッカー）は危険な選手。そんな中の勝利で２回戦に向けて自信も持てた。」と、今大会過去５度の優勝を誇るフェデラーは６度目の優勝へ好発進した。
フェデラーは２回戦で、Ｒ・シュティエパネック（チェコ共和国）とＭ・ラッセル（アメリカ）の勝者と対戦する。
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（2014年2月25日10時24分）
