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前年覇者が姿消す＜早稲田大学フューチャーズ＞

男子テニスツアーの下部大会であるアディダス・早稲田大学フューチャーズ国際テニストーナメント（東京/東伏見、賞金総額１万ドル、ハード）は１９日にシングルス２回戦が行われ、前年度覇者で第８シードの片山翔（日本）は吉備雄也（日本）に6-7 (0-7), 6-2, 3-6で敗れた。

ともに早稲田大学出身の両者の対決は、序盤から激しいストローク戦となり、互いに譲らない展開で第１セットはタイブレークに。

第２セットは片山が取り返すも、サーブを得意とする吉備がこの試合７本のサービスエースを決めるなど要所でポイントを決めて準々決勝へ駒を進めた。

吉備は準々決勝で菊池玄吾（日本）と対戦する。

第２シードの関口周一（日本）は、慶応大学４年生で４月からプロに転向する志賀正人（日本）と対戦。志賀の粘り強いラリーに対して、関口は安定感のあるストロークからウィナーを決めて計５度のサービスブレークに成功し、6-3, 6-2のストレートで順当に８強入りを決めた。

関口は次戦で、前週の亜細亜大学フューチャーズで４強入りしている第６シードの竹内研人（日本）と対戦する。

また同日行われたダブルス準々決勝では、前日行われた１回戦で第１シードの松井俊英（日本）/ Ｄ・ウドムチョク（タイ）組を破った鈴木貴男（日本）/ 関口組が登場したが、守谷総一郎/ 斉藤貴史（日本）組に6-1, 1-6, [6-10]で敗退。

残る準決勝の３枠には、第２シードの近藤大生（日本）/ 井藤祐一（日本）組、第３シードの仁木拓人（日本）/ 小ノ澤新（日本）組、第４シードで前年度優勝の片山翔/ 佐藤文平（日本）組が勝ち上がっている。