男子テニスツアーの米男子クレーコート選手権（アメリカ/テキサス州ヒューストン、クレー）は１１日、シングルス準々決勝が行われ、地元のＳ・クエリー（アメリカ）がＤ・ブラウン（ジャマイカ）を6-3, 6-7 (8-10), 6-3で下し、準決勝進出を決めた。
この試合、クエリーはファーストサーブが入った時に８３パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ブラウンに４度のブレークチャンスを与えるも１度も許さなかった。さらにブラウンのサービスゲームを２度ブレークし、１時間４４分で勝利した。
両者は今回が３度目の対戦となり、クエリーはブラウンとの対戦成績を２勝１敗とした。
今大会、ブラウンは２回戦で前回優勝者で第１シードのＪ・イズナーを破り、初めてトップ１０選手に勝利した。
《前回優勝者、２連覇ならず＜米男子クレーコート選手権＞》
準決勝で世界ランキング８２位のクエリーは、同２０位で今大会第３シードのＮ・アルマグロ（スペイン）と対戦する。
また今大会、地元アメリカ人選手は同９位のＪ・アイズナー（アメリカ）、同６９位のＳ・ジョンソン（アメリカ）、同９１位のＤ・ヤング（アメリカ）、同９４位のＪ・ソック（アメリカ）、同９７位のＭ・ラッセル（アメリカ）、同１１５位のＲ・ハリソン（アメリカ）、同１５３位のＲ・ウィリアムズ（アメリカ）らが出場していたがクエリーのみ勝ち進んでいる。
準々決勝の対戦は以下の通り。
〇Ｓ・クエリー vs. ●Ｄ・ブラウン
○Ｎ・アルマグロ(3) vs. ●Ｊ・ソック
○Ｆ・ベルダスコ（スペイン）(4) vs. ●Ｄ・ヤング
○Ｓ・ヒラルド（コロンビア） vs. ●Ａ・ゴンザレス
準決勝の対戦は以下の通り。
Ｓ・クエリー vs. Ｎ・アルマグロ(3)
Ｆ・ベルダスコ(4) vs. Ｓ・ヒラルド
■関連記事■
《年間１位ジョコビッチに大波乱◇BNPパリバ・マスターズ》
《絶対絶命乗り越えたクエリー、最後はサービスエース＜シティ・オープン男子＞》
《錦織は昨年覇者のクエリーに敗退◇AEGON選手権》
《霧雨の中掴んだ２００勝目、クエリー「人生で一番長い試合だった」＜AEGON選手権＞》
《クエリー、ブレイク現役最後の対戦相手に逆転勝利＜モゼール・オープン＞》
■関連動画■
《死闘となったフェデラーとジョコビッチによる３３度目の対戦！ATP男子ツアーマガジン Vol.210》
《アガシとサンプラスによるライバル対決の裏側を激白！ATP男子ツアーマガジン Vol.210》
（2014年4月12日13時01分）
