女子テニスツアーのWTAプレミア大会であるムチュア・マドリッド・オープン女子（スペイン/マドリッド、レッドクレー）は９日、シングルス準々決勝が行われ、第８シードのＭ・シャラポワ（ロシア）は第２シードのＮ・リー（中国）を2-6, 7-6 (7-5), 6-3のフルセットの末に勝利した。
シャラポワはファーストサービスが入った時、６４パーセントの確率でポイントを獲得し、４度のブレークに成功し２時間３１分の大接戦を制した。
第１セット、シャラポワは立ち上がりが悪く、２度のブレークを許しこのセットを落とす。
第２セットは徐々にペースが戻り、両者１度のブレークからタイブレークに突入し、リードしていたが追いつかれるも最後は7-5で第２セットを取る。
第３セットはリーにミスが目立つようになり、シャラポワは３度のブレークに成功し逆転勝利で４強入りを果たした。
両者は過去に１４度対戦しており、今回の対戦で１０勝５敗とシャラポワが勝利数を更にリードした。
シャラポワは同大会の最高成績を昨年、Ｓ・ウィリアムズ（アメリカ）との決勝で敗れ、準優勝が最高成績。
今大会、ウィリアムズは準々決勝で左太ももの負傷により棄権している。
勝利したシャラポワは準決勝でＣ・ガルシア（フランス）とＡ・ラドワンスカ（ポーランド）の勝者と対戦する。
■関連記事■
《シャラポワ、Ｖ３と通算３０勝目達成＜ポルシェ・テニス・グランプリ＞》
《V３狙うシャラポワ、第１シード撃破＜ポルシェ・テニス・グランプリ＞》
《シャラポワ３位に転落、１位は不動セリーナ＜女子世界ランキング＞》
《シャラポワが元世界１位コナーズをスピード解任「最高の経験だった」＞》
《シャラポワとホットな交際中ディミトロフ、胸中を語る》
■関連動画■
《元世界７位が約４年ぶりとなる悲願の復活優勝！》
《最高のタイブレーク奪取率を誇る選手が秘訣を語る！》
（2014年5月9日21時55分）
