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テニスのグランドスラムである全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー）は３１日、女子シングルス３回戦が行われ、第５シードのＰ・クヴィトバ（チェコ共和国）は第２７シードのＳ・クズネツォワ（ロシア）に7-6 (7-3), 1-6, 7-9で敗れ、またも上位シードが敗れた。

この試合、クヴィトバは８度のブレークを許し、３時間１３分の激戦の末に敗れた。

クズネツォワは２００４年全米オープン、２００９年全仏オープン優勝者。現在世界ランキング２８位だが２００７年に記録した２位が最高。２０１２年に怪我でランキングを１００位近くまで落とすが再び上げてきている。

両者は４度目の対戦となり、クヴィトバはクズネツォワに３勝１敗と、初めて敗れた。

勝利したクズネツォワは４回戦で第１１シードのＡ・イバノビッチ（セルビア）を6-3, 6-3で破った第２３シードのＬ・サファロバ（チェコ共和国）と対戦する。

クヴィトバが敗れた事により、第１シードのＳ・ウィリアムズ（アメリカ）、第２シードのＮ・リー（中国）、第３シードのＡ・ラドワンスカ（ポーランド）、そして第５シードのクヴィトバまでもが敗退した。

そして勝ち進んでいる上位シード選手は第４シードのＳ・ハレプ（ルーマニア）、第６シードのＪ・ヤンコビッチ（セルビア）、第７シードのＭ・シャラポワ（ロシア）、第８シードのＡ・ケルバー（ドイツ）、第１０シードのＳ・エラーニ（イタリア）としている。