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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝）は２４日、男子１回戦が行われ、第１０シードの錦織圭（日本）が世界ランク７３位のＫ・ド=シェッパー（フランス）に6-4, 7-6 (7-5), 7-5のストレートで下し、３年連続の２回戦進出を決めた。

試合に勝利した錦織はインタビューで「（勝利出来て）嬉しいですね。今日はかなりタフな中での試合だったので、勝ててホッとしてます。」

「本当に精神的に集中力を保つのが難しく、彼のサーブがとても良かった。セカンドサーブも１３０マイル（約時速２０９キロ）出ていたのを見て、自分もビックリするくらい良いサーブだったので、本当に数少ないチャンスをとれたかなと思います。」とコメントした。

Ｑ：相手は２０３ｃｍ、本当に高い打点からのサーブでしたね。

錦織：そうですね。角度もすごいあったので、やりづらかったですね。

Ｑ：どうやって返せたのですか？

錦織：特に芝の場合は、読むしかないですね。リターンの位置も変えたり前後に動いたりしましたけど、なかなかそれも相手のサーブが落ちずに良いサーブを打ち続けてきたので、工夫はしてましたけど難しかったですね。

Ｑ：なんとか錦織選手がストローク戦に持ち込もうとしてて、でもやっぱり相手のサーブが良くてなかなか最初のうちはサービスゲームが取れず、リズムも掴みづらかったと思います。大事なところで集中力がグッと上がるのは、あれは自然にスイッチが入るのですか？

錦織：そうですね。それが去年とかにはなかったところだと思いますね。大事なところでしっかり集中してポイントを取れているので、それは結構試合の中で大事ですね。

Ｑ：１度芝でちょっとスリップして、見てるこっちがひやっとした場面もありましたが、芝の具合はどうですか？

錦織：とてもよかったですね。昨年とかは転びまくってましたけど、あまり今年は滑ることはないので、感じは良いですね。

Ｑ：ファーストセット５−４でリードした錦織選手のサービスゲーム。その時はすべてファーストサーブが入って、なおかつ最後のポイントはサービスエースでした。最後はやはりエースでここで決めてやろうって思って打つんですか？

錦織：少しは思っていますね。まぁ、そんなにそんな余裕はないですね。

と試合を振り返った。

錦織はビッグサーバーのド=シェッパーに２０度のサービスエースを決められるも、１度もブレークチャンスを与えないサービスを展開した。

３年連続２回戦進出となった錦織は、２回戦で世界ランク１３６位のＤ・クドラ（アメリカ）と対戦する。

（コメントはWOWOWから抜粋）