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テニスのグランドスラム、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会2週目に入る中、女子シングルスのトップ2選手が姿を消す波乱に見舞われている。これは今大会オープン化以降、上位2シード選手がいずれも4回戦を前に敗退した初めての出来事となった。
これまで17回のグランドスラム優勝を誇り第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)は、ウィンブルドンでの早期敗退は実に2005年以来の事。しかしながら、直近のグランドスラム5大会中では4大会でベスト8前に敗退した結果となってしまった。
また、姉のV・ウィリアムズ(アメリカ)も3回戦で第6シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)に敗れ、姉妹揃って3回戦敗退とした。
大会第2シードのN・リー(中国)も金曜日に行われた女子シングルス3回戦でB・ザフラヴォワ・ストリツォワ(チェコ共和国)に敗れ大会を後にしていた。
女子プロテニス協会の創設者でもあり、グランドスラム8回の優勝を持つB・ジーン・キング(アメリカ)夫人は、彼女自身も現在のセリーナと似たような経験があると語る。
「誰にだってそんな事はあるもの。でもきっと彼女には、見えない所で何かが起きているんだと思う。オフコートでのプライベートな部分でプレーに影響してしまうような事が。でも彼女は必ずそれを克服するはずよ。」と、セリーナの復活を信じていた。
また、セリーナとリーは全仏オープンに続き早期ラウンドで敗退となっている。
そのセリーナを土曜日に行われた3回戦で下す大金星を飾った第25シードのA・コルネ(フランス)は、月曜日のセンターコートの第1試合で第13シードのE・ブシャール(カナダ)4回戦を行う。
その他大会1週目で敗れた上位シード選手は3回戦で第10シードのD・チブルコワ(スロバキア)が第23シードのL・サファロバ(チェコ共和国)に敗れ、2回戦で第8シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)がB・ヨバノフスキ(セルビア)に敗れ、第12シードのF・ペネッタ(イタリア)がL・デイビス(アメリカ)に、第15シードのC・スアレス・ナバロ(スペイン)がZ・ディヤス(カザフスタン)に敗れ、1回戦で第7シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)がK・カニア(エストニア)に敗れている。
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