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セリーナ「本当に調子が良い」

女子テニスツアーのW&Sオープン女子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は15日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)が第8シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)を6-1, 6-3とわずか58分で退け、今大会初優勝へ向けてあと2勝と迫った。

昨年も好調な勝ち上がりを見せたセリーナだったが、決勝戦でV・アザレンカ(ベラルーシ)にフルセットのタイブレークで敗れてタイトル獲得とはいかなかった。

《昨年の決勝の記事はこちら》

「もちろん、この大会で優勝したいわ。でも同時に自分自身にそのプレッシャーをかけたくはない。プレッシャーをなるべく感じないようにしていきたい。」と今の気持ちを語るセリーナ。

今回でこの大会へ6度目の出場となるセリーナは、昨年の準優勝以前は2006年に1度ベスト4になっただけと、あまり相性の良くない大会ながら、この日のプレーは過去にないほどの素晴らしいものだった。

「本当に調子が良いの。今は本当にリラックスしていると感じているわ。」とセリーナは、その好調さを自分自身でも実感していた。

一方、セリーナに敗れたヤンコビッチは「とても動きが鈍かった。なぜか振り遅れてしまう事が多かったの。何も上手くいかなかったわ。彼女(セリーナ)は、特に何もしなくても良かった。ただ自分のテニスをしていただけ。私はそれを崩す事が全く出来なかった。」と、セリーナにお手上げ状態だった事を明かしていた。

セリーナは決勝進出をかけて準決勝で、第12シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)と対戦する。この日ウォズニアキは、先週ロジャーズ・カップ女子で優勝を飾った第4シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで下した。


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(2014年8月16日15時42分)

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