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フェデラー「勝てないはずがない」

9月12日から14日にかけて行われる男子テニス国別対抗戦(デビスカップ)の準決勝でスイスは、祖国スイスはジュネーブにイタリアを招いて準決勝を行う。そのスイス・チームを牽引する世界ランク3位のR・フェデラー(スイス)は、未だ獲得していないデビスカップの優勝への意気込みを語った。

18度目のグランドスラム優勝を狙って挑んだ全米オープンだったが、準決勝で第14シードのM・チリッチ(クロアチア)に完敗。チリッチはその後の決勝戦で第10シードの錦織圭(日本)を下しグランドスラム初優勝を飾った。

しかしその敗戦後にフェデラーは、今回のデビスカップへの出場への意向を表明していた。

「テニスはありがたい事にたくさんのハイライトがある。そしてまた次のハイライトへ向けて、次の金曜日にやらなければならない事がある。既に今はその事で頭が一杯になっており、たった今からもう始まっているんだ。」とフェデラーは、準決勝の敗戦直後には次の目標であるデビスカップへのコメントを出していた。

祖国へ帰りインドアのハードコートで調整を始めたフェデラーは、今年の全豪オープンで自身初のグランドスラム優勝を飾った同胞のS・ワウリンカ(スイス)と共に、祖国スイスを1992年以来となる決勝の舞台へ導く決意を固めた。

金曜日にはシングルス2試合が行われ、土曜日にダブルス、最終日の日曜日にはリバース・シングルス2試合が行われる。いずれも5セットマッチで行われるデビスカップは、5試合中3試合で勝利を飾った国が勝者となる。

33歳のフェデラーは、これまではデビスカップに重きを置いていなかった。賞金もなくランキングへのポイントも少ないデビスカップよりグランドスラムやマスターズ大会などを中心にスケジュールを組んでいた。しかし今年はチームメイトであるワウリンカが、一緒に出場すれば優勝するチャンスがあると説得され、気持ちの変化が現れていた。

「我々スイスはまさしく優勝候補だと思う。他の国からはかなり手強いチームだと思われているはず。祖国での試合だし、サーフェースも選択している。勝てないはずがない。」と、勝利への固い思いを語るフェデラー。

スイス・チームはフェデラーとワウリンカに加えてM・キウディネッリ(スイス)、M・ランマーの布陣で戦う。過去の対戦では、祖国へ招いての試合では一度もイタリアに負けた事はないスイス。そのイタリアはF・フォニュイーニ(イタリア)A・セッピ(イタリア)を軸に、P・ロレンジ(イタリア)S・ボレッリ(イタリア)の布陣で挑む。

スイス・チームの監督であるセベリン・ルッティ氏は、フェデラーとワウリンカの両者が週の初めからチームに加わってくれた事は良い影響をチームに与えると言う。「火曜日には全員で練習が始められた。それはここまで勝ち上がった2回の戦いではなかった事。」

スイスは1回戦でセルビアを、準々決勝ではカザフスタンをいずれも3ー2の接戦を制して勝ち上がって来ていた 。

もう1つの準決勝はフランスと前年度チャンピオンのチェコ共和国で争われる。全仏オープンの会場であるフランスはローラン・ギャロスにチェコ共和国を招いて行われる。

スイスが決勝へ進んだ場合、フランスとチェコ共和国の勝者と敵地へ乗り込んで決勝戦を行う予定になっている。

フランスはJW・ツォンガ(フランス)G・モンフィス(フランス)を含むR・ガスケ(フランス)J・ベネトー(フランス)の布陣で、チェコ共和国の3年連続の決勝進出の阻止を企む。3年連続での決勝進出は、1999年から2001年までオーストラリアが成し得て以来の事。

ツォンガは先日行われた全米オープンでは4回戦敗退に終わったものの、前哨戦のトロントでのマスターズ1000大会では、世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)とフェデラーを下して優勝していた。

モンフィスは全米オープンでは準々決勝まで勝ち上がり、フェデラーとの準々決勝では2セットを連取し、その後2度のマッチポイントを握りフェデラーを追い詰めながらもフルセットで敗退していた。

「チェコは最高のチームであるのは間違いない。2年も連続でデビスカップで優勝するのは偶然なんかでは起こり得ないこと。そんなチームの快進撃を止めたいと思う。」とフランス監督のA・クレマン(フランス)氏は勝利への強い決意を語っていた。

そのチェコ共和国は、T・ベルディヒ(チェコ共和国)R・シュティエパネック(チェコ共和国)を軸に、L・ロソル(チェコ共和国)J・ヴェセリ(チェコ共和国)の布陣で挑む。それまで2年連続優勝を飾っているチェコ共和国は、デビスカップでの12連勝を視野にフランスと戦う。

「ここローラン・ギャロスにグランドスラムとして訪れるのは特別な思いだが、こうして祖国のための試合へ向けて訪れるのは、更に特別な思い。加えてそれが準決勝である事も特別な思いを増している。」と35歳のベテランのシュティエパネックは、試合への思いを語っていた。


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・最新技術で撮影されたフェデラー目線のプレー映像!
(2014年9月11日11時24分)

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