男子テニスで
錦織圭(日本)は2014年シーズンをアジア人男子自己最高位の5位で終え、54勝14敗、ツアー4勝、全米オープンでグランドスラム初の準優勝、ツアー・ファイナルズでは準決勝進出と飛躍の年となった。
錦織は2014年2月に行われた大会で、アメリカ国際インドアテニス選手権、デルレイ・ビーチ・オープンの2大会に出場した。
2013年のアメリカ国際インドアテニス選手権で優勝している錦織は、ディフェンディングチャンピオンとして出場し、決勝で
I・カルロビッチ(クロアチア)をストレートで下して2連覇達成と4度目のツアー優勝を飾り、初のタイトル防衛を果たした。
試合後に錦織は自身のブログに「なんとなんと優勝しました!!!とても嬉しいです。僕は優勝できて嬉しいです!」と優勝の喜びを綴った。
《優勝の錦織が喜び爆発》アメリカ国際インドアテニス選手権の翌週に行われたデルレイ・ビーチ・オープンは、錦織が2008年にツアー初優勝を果たした大会で、4年連続の出場となった。
1回戦は
G・エリアス(ポルトガル)(ポルトガル)をフルセットの末に下すも、2回戦で
T・ガバシュビリ(ロシア)との対戦を第1セットを2−4とリードを許した時点で途中棄権を申し入れたため、ベスト8進出を前に姿を消した。
また、2013年のデルレイ・ビーチ・オープンでも錦織は1回戦で棄権しており、同大会で2年連続の途中棄権となった。
大会後に錦織は自身のブログに「1回戦の試合後から足や他のとこに痛みがきていて、これ以上続けても痛みが悪化するだけと思いリタイアしました。」と、棄権した理由を綴った。
また、当初出場を予定していたアビエルト・メキシコ・テルセルを欠場。そのことについても「怪我の悪化を恐れ来週のアカプルコは断念しました。」と、錦織はブログに綴った。
《錦織がまさかの棄権、2年連続の悪夢》さらにその後、自身のブログでデルレイ・ビーチ・オープン時にホテルからイベント会場まで車で移動していた際に、事故に遭っていたことを明かしていた。
「信号を待っていると後ろから"どごーん"と追突されました。後ろから突進されたんです。イノシシかと思いました。衝撃はけっこうありましたが痛みとかは出ずただただ驚きを隠せず。」と事故について綴った。
《錦織、追突事故に遭っていた「ただただ驚きを隠せず」》【錦織圭 2014年2月戦歴】
<アメリカ国際インドアテニス選手権>
・1回戦 bye
・2回戦 勝利
B・ベッカー(ドイツ) 6-4, 6-4
・準々決勝 勝利
A・ボゴモロフJR(ロシア) 3-6, 6-3, 6-2
・準決勝 勝利
M・ラッセル(アメリカ)(アメリカ) 6-3, 6-2
・決勝 勝利 I・カルロビッチ 6-4, 7-6 (7-0)
<デルレイ・ビーチ・オープン>
・1回戦 勝利 G・エリアス 6-1, 5-7, 6-2
・2回戦 敗退 T・ガバシュビリ 2-4, 途中棄権
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