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敗退のクルム伊達 涙の会見

テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額15,561,973ドル)は20日、女子シングルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(日本)は予選勝者のA・タチシュビリ(グルジア)に5-7, 4-6のストレートで敗れ2年ぶり2回戦進出を逃した。

試合を終え会見を行ったクルム伊達は「1か月半くらいトレーニングも何もできなくて、歩く事すらできなくて」と涙で言葉を詰まらせた。

手で顔を覆い、しばらくうつむいたクルム伊達は「一旦は本当にコートに戻る事はもう無理かなと思っていた時期もあり、今までは怪我があっても怪我に立ち向かうだけの気持ちがありましたし、若い選手とやってもその若さに対して自分がどこまでできるかという、立ち向かう強い気持ちもありました。」と答えた。

この日の試合中、クルム伊達は右足付け根部分を押さえ、痛むような表情を見せていた。

シングルで最年長出場記録を更新したが、自身が42歳で記録した大会最年長勝利は更新することができなかった。

クルム伊達はシングルスで敗れたが21日にC・デラクア(オーストラリア)と組み第15シードとしてダブルスに出場。1回戦でS・ペン(中国)/ Y・シュ(中国)組と対戦する。

(コメントはWOWOWから抜粋)


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(2015年1月20日23時28分)

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