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フェデラー「自分とそっくり」

男子テニスで世界ランク2位のR・フェデラー(スイス)は、アメリカはニューヨークにあるマジソン・スクエアー・ガーデンで火曜日に若きライバルであるG・ディミトロフ(ブルガリア)とエキシビションを行うが、試合へ向けて現地月曜日に記者会見に臨んだ。

火曜日に行われるディミトロフとのエキシビションは、明らかにベテランと若手の対戦を表すものになるであろう。ディミトロフとフェデラーは約10歳差で、ジュニア時代にはそのプレースタイルがあまりにも似ているために「ベビー・フェデラー」のニックネームが付けられていた。

フェデラーは月曜日の記者会見の席で、彼が初めてディミトロフと練習した時の事を思い出していた。その時ディミトロフはまだ16歳だったが、フェデラーは「彼(ディミトロフ)のプレーの仕方などが自分とそっくりだった事に信じられない思いだった。」と振り返っていた。

これまでディミトロフはフェデラーと3度対戦しているが、1度も勝利をあげられていない。しかし「彼(フェデラー)と対戦するのはいつも喜びなんだ。全部負けてはいるけどね。」と、冗談混じりでフェデラーとの対戦の気持ちを語っていた。

現在世界ランク11位のディミトロフは、去年のウィンブルドンで自身初となるグランドスラムでの準決勝進出を果たしていた。その準決勝ではジョコビッチにセットカウント1ー3で敗れていた。しかしまだブレークしたとは言えない。その後現在までに出場した2度のグランドスラムでは、いずれも4回戦敗退と上位進出を逃している。

火曜日に行われるフェデラーとディミトロフのエキシビションの前には、M・セレス(アメリカ)G・サバティーニ(アルゼンチン)がエキシビションを行う。それは1990年、当時マジソン・スクエアー・ガーデンで行われていた女子ツアー最終戦で、二人が決勝戦でフルセットの接戦を戦ってから25年を祝うもの。

当時、最終戦の決勝戦は5セットマッチで行われており、その試合は6-4, 5-7, 3-6, 6-4, 6-2で、セレスがサバティーニを下していた。


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(2015年3月10日16時50分)

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