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ナダル捻挫「必ずコートに立つ」

男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)に第2シードでエントリーしている世界ランク3位のR・ナダル(スペイン)が、月曜日に行われた練習中に左足首を捻挫するアクシデントに見舞われた。しかしナダルは大会への出場の意向を示している。

この大会、シード選手32名全員が1回戦を免除されているため、ナダルの初戦となる2回戦は金曜日に予定されている。その2回戦では同胞のN・アルマグロ(スペイン)S・スタコフスキ(ウクライナ)の勝者と対戦する。

「金曜日には必ずコートに立つよ。問題は、試合へ向けてどれくらいちゃんと準備ができるか分からないと言うこと。しっかり準備できる事を願うよ。この大会は僕にとって、とても大切な大会なんだ。」とナダルは、現地火曜日に行われた会見で答えていた。

今大会これまで4度の準優勝があるものの、未だタイトル獲得には至っていないナダルは、その練習直後には左足首の捻挫のために大会への出場は出来ないのではと思われていた。

しかしナダルは火曜日にもコートに現れ1時間を越える練習を行っていた。ナダルは自身のトレーナーに加えATPのトレーナーにも診てもらい、いずれもその怪我は酷いものではなく、レントゲンやMRIなどの検査も必要ないとの判断が下されていた。

「最初はもう大会には出られないだろうと思ったんだ。でも、大丈夫だと言う自信がある。痛みはある。それは普通の事。今日の練習もちょっと制限されてしまった。それでも1時間半の練習が出来たんだ。昨日、怪我をした時には想像も出来なかった事さ。」と、ナダルは今の気持ちをコメントしていた。

ナダルは昨シーズンの後半は、怪我などで満足にツアーを回れなかった。ウィンブルドンでの4回戦敗退後は、右手首の怪我で9月終わりまでコートに立てなかった。

そして北京でのチャイナ・オープンと上海での上海マスターズに出場するも虫垂炎と診断され、その後に出場したスイスでのスイス・インドア大会後に手術のためにシーズンを終了していた。

ナダルは、2月に行われたアルゼンチンはブエノスアイレスでのアルゼンチン・オープンで今季初優勝を飾るも、先週まで行われたBNPパリバ・オープン男子では、準々決勝でM・ラオニチ(カナダ)の前に敗退していた。


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