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元21位 シード下し王者戦へ

男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は13日、男子シングルス2回戦が行われ、元世界ランク21位で予選勝ち上がりのT・ベルッチ(ブラジル)が第14シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)を1-6, 6-1, 6-4の逆転で下し、3回戦進出を決めた。

両者は今回が4度目の対戦となり、ベルッチはバウティスタ=アグとの対戦成績を2勝2敗とした。

この試合、ベルッチはファーストサービスの確率が低かったが徐々に上げていき、バウティスタ=アグのサービスゲームを第2セットで2度、第3セットで1度ブレークに成功して1時間38分で逆転勝利をおさめた。

3回戦でベルッチは、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

ベルッチとジョコビッチは過去に2度対戦しており、ベルッチはジョコビッチに2敗している。

過去同大会でベルッチは、2010年に3回戦進出を果たしていたが、その時はジョコビッチに敗れてベスト8進出とはならなかった。

現在世界ランク68位のベルッチは、2010年7月に自己最高位となる21位を記録。キャリアでは3勝をあげており、今季はエクアドル・オープン・キトでベスト4進出を果たしている。

また、同日行われたシングルス2回戦では、第16シードのJ・イズナー(アメリカ)L・マイェール(アルゼンチン)を7-6 (8-6), 6-4のストレート、G・ガルシア=ロペス(スペイン)が予選勝ち上がりのA・ドルゴポロフ(ウクライナ)を6-4, 6-3のストレートで下し、それぞれ3回戦進出を決めている。


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(2015年5月14日13時22分)

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