女子テニスツアーのWTAインターナショナル大会であるストラスブール国際(フランス/ストラスブール、レッドクレー、賞金総額250,000ドル)は18日、女子シングルス1回戦が行われ、第3シードの
S・ストーサー(オーストラリア)、
F・スキアボーネ(イタリア)が若手選手達に勝利し、1回戦を突破した。
スキアボーネと22歳の
L・デイビス(アメリカ)の試合は6-4, 6-1でスキアボーネが勝利し、2回戦進出を決めた。
両者は初の対戦となった。
第1セット、スキアボーネはデイビスに4度のブレークを許すも、自身は4度のブレークに成功し、第1セットを先取。第2セットに入るとスキアボーネは主導権を握り始め、デイビスの2度のブレークチャンスをしのぎ、2ブレークに成功して1時間39分で勝利をおさめた。
元世界ランク4位のスキアボーネは、2010年の全仏オープン準々決勝で
C・ウォズニアキ(デンマーク)、準決勝で
E・デメンティエワ(ロシア)、決勝でストーサーに勝利して自身最高成績のグランドスラム初優勝を飾った。この大会でスキアボーネは、1回戦以外全てストレートでの勝利だった。
勝利したスキアボーネは、2回戦で
V・ラッツァーノ(フランス)と対戦する。
また、同日に行われたストーサーは23歳の
M・プイグ(プエルトリコ)と対戦し、6-0, 6-3で勝利した。
両者は今回が3度目の対戦となり、ストーサーが勝利したことで対戦成績を3勝0敗とした。
ストーサーはこの試合、ファーストサービスが入った時82パーセントの確率でポイントを獲得してプイグに1度のブレークしか与えず、勢いを落とさぬまま1時間9分で勝利した。
現在26位のストーサーは、2011年2月に自己最高の世界ランク4位にのぼりつめ、2010年の全仏オープンでは1回戦で
S・ハレプ(ルーマニア)、準々決勝で
S・ウィリアムズ(アメリカ)、準決勝で
J・ヤンコビッチ(セルビア)に勝利し、決勝でスキアボーネと対戦し、惜しくも敗れるが自身初のグランドスラム準優勝を果たす。
その後、翌年の2011年の全米オープンでは、決勝でウィリアムズにストレートで勝利し、グランドスラム初タイトルを獲得した。
勝利したストーサーは、2回戦で
L・ツレンコ(ウクライナ)と対戦する。
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