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若手2選手 シード撃破なるか

男子テニスツアーのニース・コート・ダジュール・オープン(フランス/ニース、クレー、賞金総額494,310ユーロ、優勝賞金80,000ユーロ)は21日、シングルス準々決勝が行われ、18歳のB・コリッチ(クロアチア)、21歳のD・ティエム(オーストリア)がベスト4進出を決めた。

コリッチは準々決勝でJ・ダックワース(オーストラリア)に6-3, 7-6 (7-3)のストレートで勝利しての4強入りとなった。

この試合、コリッチは第1セットでダックワースのサービスゲームを3度ブレークに成功してこのセットを先取。

続く第2セットでは、セカンドサービスが入ったのポイント獲得率が第1セットで62パーセントだったのを30パーセントに下げ、ダックワースに2度ブレークされてしまう。しかし、コリッチも2度のブレークに成功してタイブレークとなり、タイブレークの7−3でコリッチが勝利をおさめた。

ATPツアー初の決勝進出をかけてコリッチは、準決勝で第4シードのL・マイェール(アルゼンチン)と対戦する。

18歳のコリッチは、2月に行われたドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子でA・マレー(英国)を撃破して自身2度目となるATPツアーでの準決勝進出を決めており、今回ダックワースに勝利したことで3度目の4強入りを決めた。

また、21歳のティエムは準々決勝で昨年覇者で第3シードのE・ガルビス(ラトビア)と対戦し、6-2, 6-4のストレートで撃破して同じくベスト4進出を決めている。

ティエムは昨年8月に行われたベット・アット・ホーム・カップで決勝進出を果たすも、D・ゴファン(ベルギー)に敗れて準優勝となっており、今回はツアー初優勝を狙う。

準決勝でティエムは、第2シードのJ・イズナー(アメリカ)と対戦する。


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(2015年5月22日17時43分)

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