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21歳ティエム 敗因はリターン

テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は27日、男子シングルス2回戦が行われ、21歳のD・ティエム(オーストリア)は第21シードのP・クエバス(ウルグアイ)に6-7 (7-9), 5-7, 7-6 (7-5), 5-7と3時間51分に及ぶ接戦の末に敗れ、初の3回戦進出とはならなかった。

この試合、第1セットでは両者1ブレークに成功してタイブレークとなるも、ティエムが2本連続でストロークミスを犯して落とす。

その後、ティエムは第2セットで1度ブレークを許してクエバスに2セット連取され、第3セットのタイブレークを制して1セットを奪い返したが、その勢いに乗ることが出来ず、3時間51分の接戦の末に敗れることとなった。

この試合を通してファーストサービスの調子が良くなかったティエムだが、ポイント獲得率はどのセットも70パーセントを超えていた。しかし、ティエムに22度のブレークチャンスが訪れていたものの、2度しかチャンスを活かすことが出来なかった。

全仏オープン直前まで行われていたニース・コート・ダジュール・オープンで、ツアー初優勝を飾っていたティエム。

試合後に自身の公式フェイスブックに「試合を通して自分のパフォーマンスには満足している。リターンを除いては。特にセカンドサービスのリターンの悪さは、22度来ていたブレークチャンスのうち、2度しかブレーク出来なかったことが表している。」と試合を振り返っている。

また「クエバスのような選手と対戦するのはハードだ。今日に関しては負けて失望しているが、最近2大会の自分のパフォーマンスには満足していて、自分のフィジカルは良くなって5セットを問題なく戦える状態。これからは2日間のオフを取ってから、グラスコートシーズンを迎える。」と綴った。




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(2015年5月28日16時45分)

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